商品番号:1527816
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
長い時の中で多くの名品を生み出してまいりました西陣の中でも
100年以上の歴史を持つ【 今河織物 】。
数々のお着物ファンを虜にしてきた
【 木屋太(KIYATA) 】ブランドの袋帯をご紹介させていただきます。
西陣で受け継がれてきた伝統の技法に
しなやかさに優れ、程よいコシを持ち
「また着たい」と思わせる着心地の良さ。
経糸の本数を増やし、密度を上げることで生まれる色彩の陰影。
都会的なセンスでお出掛けやお食事会の際には
ワクワクを高めてくれる豊富なデザイン。
糸染めから製織まで、
同じ京都市内で行うからこそできる匠の連携でございます。
洋装ではなく、あえてお着物を選ぶ方へ
和姿の中に「洋」の風合いを溶け込ませ、
洗練されたモダンカジュアルをお楽しみいただることでしょう。
日常よく着物を着られる通の方に本当に人気がございます。
どうぞお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
しなやかに織り込まれた地は
素朴な雰囲気を醸す白花色を基調に絣の表情を見せて。
狐色の窓枠を表現した先に、
抽象画のような花意匠を起こしました。
他の帯にはない感性を受け取ることができます。
モダンに現代社会の背景にも溶け込み、
絶妙な籠の目がお着物合わせを楽しくしてくれることでしょう。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、
状態はおおむね良好でございます。
お届け後すぐにお締めいただけます。
【 木屋太(今河織物)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2011
1912年(明治45年)創業
今河興三吉が御召屋として創業
1980年頃から御召や紬に似合うようにと
製織を始めた帯を『木屋太』と名付けたところ
好評を得て後に屋号となる。
独自の織組織による、色や柄の豊富な風通織、
ふくれ織から金銀糸を使用した御召帯、
軽く締めやすい経錦の八寸などを展開している。
帯に用いられる経糸(たていと)は一般的には
2000本程度であるが、木屋太では約5000本使用。
日常的に着物や帯が使われることを想定して
製織されており、世界の様々な布やモチーフ、
意匠をアレンジしながら、和姿に調和するよう、
調整された絶妙な配色と構図で木屋太の
世界観が織り上げられている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.35m
柄付け:六通柄
耳の縫製:袋縫い
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 街着、女子会、コンサート・音楽鑑賞、和のお稽古、行楽など
◆合わせる着物 カジュアル訪問着、色無地、お召、小紋
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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