商品番号:1527503
【 仕入れ担当 中村より 】
皆様、お待たせいたしました!
人間国宝・森口邦彦氏の傑作訪問着のご紹介です!
滅多とご紹介の叶わない、大変希少な作品を
ええもんしか扱わない中古問屋さんから
特別に知れることが叶いました。
計り知れない希少性。
大切にお召しいただける方に、母娘代々受け継いでいく一枚として…
ハイクラス意匠の逸品でございます。
次のご紹介はお約束出来ません!
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
絹の光沢感ある縮緬地。
お色は水色と灰色を基調にして、
贅沢かつ丁寧に施された蒔糊による
創作意匠を描き出しました。
芸術的な美の感性を見事に落とし込んだ氏の類まれなる技術は圧巻の一言。
飽きのこない独特の存在感と深い趣きは、
一目でその違いがおわかり頂けることでしょう。
気品、存在感、奥行きの深み…
これほどまでに表現できるのは、やはり森口邦彦氏しか成し得ない技でございます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちにお召しくださいませ!
【 森口邦彦について 】
友禅作家にして人間国宝・森口邦彦氏。
ご存知、人間国宝・森口華弘氏を父にもち、
父子二代にわたり、友禅の重要無形文化財保持者として染織界を牽引されてきました。
具象表現の華弘氏に対し、抽象表現を描く邦彦氏。
そのルーツはフランスで学んだオプティカルアートにございます。
染色界に抽象的な表現を模索するムーブメントが沸き起こっていた時代、
大学で日本画科に進んだ邦彦氏はフランス美術の展覧会を見て、渡仏を決意します。
オプティカル・アートが注目されていた当時のフランスで、
錯視効果を利用した抽象芸術を習得されました。
卒業後はグラフィックデザイナーとしてフランスで活動する予定でしたが、
渡仏先の保証人に、日本文化の素晴らしさ、そして父の跡を継ぐことを薦められ帰国。
その後は抽象的な表現を蒔糊友禅にて描き、2007年に人間国宝に認定。
現代の染色界を牽引されております。
【 略年譜 】
1941年(昭和16年) 京都市生まれ
1963年(昭和38年) 京都市立美術大学日本画科卒業
1966年(昭和41年) パリ国立高等装飾美術学校グラフィックデザイン科卒業
1967年(昭和42年) 第14回日本伝統工芸展初入選
1969年(昭和44年) 第16回日本伝統工芸展で「千花」がNHK会長賞受賞
日本工芸会正会員(現在に至る)
1973年(昭和48年) 第20回日本伝統工芸展で「渓流」が朝日新聞社賞受賞
1974年(昭和49年) 日本伝統工芸展の鑑査員・審査員に。以後歴任
1988年(昭和63年) フランス政府芸術文芸シュヴァリエ賞受賞
1992年(平成4年) 芸術選奨文部大臣賞受賞
2001年(平成13年) 紫綬褒章受賞
2002年(平成14年) 日本工芸会副理事長就任
2007年(平成19年) 「友禅」の重要無形文化財保持者(人間国宝)認定
表裏:絹100% 縫製:手縫い
百貨店扱い
身丈(背より) | 158cm (適応身長163cm~153cm) (4尺1寸7分) |
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裄丈 | 67cm(1尺7寸7分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 29cm(7寸7分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾35cm(9寸2分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、パーティー、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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