商品番号:1527354
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
金彩工芸の第一人者、伝統工芸士【 故:和田光正 】氏の
光映工芸を引き継いだご子息、伝統工芸士【 和田全央 】氏による
白金の箔を用いた金彩友禅の特選訪問着のご紹介です。
統一感のあるモノトーンの配色に、光沢をおさえた
銀の箔を用いた金彩友禅による古典柄が印象的なお品で、
流行り廃りもなく、ご年齢を問わず御召いただけ、
パーティーや観劇などのお席におすすめでございます。
【 お色柄 】
さらりとしてしなやかな地風のオフホワイトの駒無地に、
グレーのみの配色の暈しに、銀彩のみの配色の金彩友禅で、
草花をそえた山水図が繊細に配されております。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 金彩友禅について 】
桃山時代から江戸初期に確立された技法。
桃山、江戸時代初期の摺箔、中国からの
印金技術などから発展をみた。
金銀など数種類の箔・粉・泥を用い、京友禅染や
京刺繍の下地でありながら、彩り・輝きを
上品かつ高級品に制作する技法。
金くくり法 金線描き、筒描きとも呼ばれ、
模様の糸目の部分を金線でくくる。
糸目箔技法 金くくりと同様、細かく切った箔を
貼り付けて金線を表現する方法
金くくりより光沢が良いが手間がかかる。
砂子技法 蒔絵のような表現に適した技法。
その名の通り箔をこまかく砂子状にして
振り落とすため振り金砂子とも呼ばれる
押し箔技法 ベタ箔と呼ばれ加工する部分全体に
箔や砂子を施す技法
摺箔技法 金彩の代表的な技法。
型押し、小紋押しとも呼ばれ、桃山時代から
江戸前期にかけて多くの衣裳がこの技法でつくられた。
切箔・野毛技法 一枚の箔をさまざまな形に切断して生地に
接着する技法
もみ箔技法 ろうけつ染の亀裂のような表現を、金彩で行う方法
真綿をくもの巣状に引く事でこの形状となる。
たたき技法 砂子よりも粗く力強い表現ができる。
スポンジ、刷毛、筆などでたたくように金彩を施す
すりはがし技法 「箔はがし技法」とも呼ばれ、
押し箔加工をした後箔面をすりはがす方法。
盛り上げ技法 一定の厚みで刺繍のように盛り上がりのある
立体的な金彩を施す方法
表裏:絹100% 縫製:手縫い
※ガード加工済のタグが縫い付けられております。
身丈(背より) | 154cm (適応身長159cm~149cm) (4尺0寸7分) |
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裄丈 | 69cm(1尺8寸2分) |
袖巾 | 35cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 50.5cm(1尺3寸3分) |
前巾 | 26.5cm(7寸0分) |
後巾 | 32cm(8寸4分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、芸術鑑賞、観劇 など
◆あわせる帯 袋帯、綴れの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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