商品番号:1526925
(税込)
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【 仕入れ担当 更屋より 】
舞い落ちるを花片…
ふっくらと丁寧な手刺繍を施した
蘇州刺繍訪問着と言わずと知れた西陣の名門『川島織物』より
華やぎに溢れる西陣織本袋帯を合わせてご紹介いたします。
誰がみても魅力的なひと目で息を呑むような、その美しさ。
優美な風情と気品に満ちたコーディネートでございます。
お手にとっていただければ必ずその魅力を理解して
いただけると思います。
自信を持っておすすめ出来るお品になります。
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【 お色柄 】
≪着物≫
高級感溢れる光沢を見せる、上質な紋意匠地。
お柄には、ふっくらとした蘇州刺繍にて表された
優美な情景…
深紫色の地色に浮かび上がる白糸と金糸の淑やかなお柄は
蘇州刺繍の特徴である艶感があり光を受けて浮かび上がります。
刺繍にて表現された鹿の子柄、水面を金彩にて表した贅沢感は
美しい佇まいを叶えてくれます。
贅沢ながらも彩色を統一したシンプルなデザインで、
刺繍ならではの美しい存在感を感じます。
上質な絹地に、丁寧な手刺繍の競演。
一つのお着物の上で見事に調和して、
決して前に出すぎることのない奥深い華やぎをお楽しみくださいませ。
≪帯≫
本当にお手にとって、触れてただけないのが残念ですが、
重厚な面持ちでありながら、非常にしなやかに仕上がっております。
百五十年以上に渡っておきものに携わってきたからこその
老舗の安心感は唯一無二。
煎茶色の深みのある地には菱状の斜め格子と
落ち着いた彩りにて表された松竹梅の意匠…
ふんだんに金箔糸が用いられ華やかな表情でありながら
どこか落ち着きと日本美学ならではの儚さも感じるほど…
最高級の気品を演出いただけるお品。
さすが名門と言わしめるこの仕上がりは、
逸品物好きの方の心をくすぐる出来栄えでございます。
この機会にぜひご検討くださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 川島織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.39
1843年(天保14年)創業
創業者 初代 川島甚兵衛
川島織物セルコン製の帯には、三本線と
軍配マークが織り込まれている。
初代・川島甚兵衛が京の地に創業して以来
その卓越した織物技術により美術工芸品としての
織物を多く手掛け、帯はもとより緞帳や能装束、
打掛などを製作している。
西陣では龍村と並び称される双璧をなす名門。
二代川島甚兵衞が、自らが織物の祖と仰ぐ
聖徳太子ゆかりの軍配扇を京都の広隆寺で目にし、
その図柄を商標に採用。
その後簡素化したものを、川島織物製の証として
「川」の字をイメージした三本線と共に帯に
織り込んでいる。
※2006年セルコン、川島織物販売と3社合併、
社名を川島織物セルコンに変更
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
【着物】
表裏:絹100%(縫製:手縫い)
【帯】
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
本袋縫い
六通柄
身丈(背より) | 158.5cm (適応身長163.5cm~153.5cm) (4尺1寸8分) |
---|---|
裄丈 | 68cm(1尺8寸0分) |
袖巾 | 35cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 23.5cm(6寸2分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70cm(1尺8寸5分) 袖巾35.5cm(9寸4分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、披露宴、パーティー、式典、お付き添い、観劇、音楽鑑賞など
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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