商品番号:1526911
(税込)
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【 仕入れ担当 岡田より 】
繊細な糸目で浮かび上がる意匠のしっとりとした風情。
京友禅の名門【上野為二】より、落ち着いた彩りで
吉祥文様を染め上げた本手加工京友禅訪問着をご紹介いたします。
京友禅でありながら、抑えられた彩りと細やかな糸目による繊細な意匠表現。
静謐な絹地に漂う、澄んだ空気と緊張感は、
繊細で穏やかな気品を引き立てる上品なお色柄でございます。
お付添、お茶席、和のお食事会などに合わせて、
上野為二ならではの世界観をご堪能下さいませ。
【 お色柄 】
シボ感穏やかな白茶色の縮緬地に、
繊細な糸目置きによる友禅表現で、鶴と松竹梅より松と竹の意匠を染め上げました。
御召しになる方を梅に喩えて、完成するこだわりのお色柄で、
ご観劇やお付き添いなどにふさわしい、上品さと和の品格がございます。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 弐代目上野為二(四代目上野眞)について 】
京友禅作家
京友禅の名門・上野家の四代目
※1955年に始まった重要無形文化財及び保持者の
認定で、最初に認定をうけた友禅の人間国宝
初代・上野為二を祖父に持つ。
初代上野為二は古代加賀の研究を元に
京友禅に加賀友禅の趣きを加えた技法を生み出し
日本画と洋画双方の技術を学ぶことで絵画的
テーマと表現を深めた。
上野家のお家芸は繊細な糸目と独特の配色で
表現された茶屋辻や御所解模様で、初代上野為二が
残した松の図案は「上野家の松」として有名。
その作風を引き継ぎ、二代目・上野為二は
古代加賀の柄行を現代調にアレンジした作品を
制作している。
※1955年同時認定を受けた人間国宝は
加賀友禅 木村雨山
京友禅 田畑喜八
【 経歴 】
1957年 京都生まれ
1980年 学卒後、京友禅の染匠高橋啓に入門
1983年 上野を継いで先代職人たちと共に研鑽に励む
2003年 弐代上野為二を襲名。
■上野家初代 上野清江(明治4年~昭和18年)
絵画をよくし、茶人で俳句や和歌にも精通。
■上野家二代 上野為二 (明治34年~昭和35年)
重要無形文化財保持者・人間国宝
古典衣裳を模写し、自己の美学で再構築、
新しい友禅の形式美を築く。
昭和13年、友禅の世界で初めて
重要無形文化財保持者に認定を受ける。
■上野家三代 上野忠夫(昭和6年~昭和52年)
現在の上野工房ビルを建築
■上野家四代 上野眞(昭和32年~)
表裏:絹100% 縫製:手縫い
身丈(背より) | 158cm (適応身長163cm~153cm) (4尺1寸7分) |
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裄丈 | 64.3cm(1尺7寸0分) |
袖巾 | 32.3cm(0尺8寸5分) |
袖丈 | 48.5cm(1尺2寸8分) |
前巾 | 24.7cm(6寸5分) |
後巾 | 30.5cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70.3cm(1尺8寸6分) 袖巾35.3cm(9寸3分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お茶席、和のお稽古、観劇、お食事会 など
◆あわせる帯 袋帯、綴れの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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