商品番号:1526362
(税込)
(税込)
【仕入れ担当 中村より】
京都・西陣の地で織られた、京くみひも袋帯をご紹介致します。
複雑に綾なされた、組紐ならではの味わい。
大人の洒落心くすぐる逸品を、是非この機会にご検討くださいませ!
組み織の美をご堪能いただける一条を仕入れて参りました。
お色がらも選べますし、お値打ちにご紹介致しますので、
この機会をどうぞお見逃しなくお願い致します。
【お色柄】
爽やかな藤色、白色、水色、金糸などで複雑に交差する意匠を織りなして。
複雑な組織で織り上げた、存在感ある組み織りで後姿を彩ります。
密に密に織りなされた、一条の帯に広がる立体感と彩りの妙。
遠目にも見ても、手元で見ても、奥深い魅力に満ち溢れ、
末永く飽きもこず、お供させていただけることでしょう。
【組み織について】
織物の起源は、はるか縄文の組紐にはじまります。
奈良時代に唐の国から伝来した技は、今も正倉院収蔵の宝物を飾り続けています。
平安時代には王朝貴族の衣装を飾る束帯(そくたい)として、技にも意匠にも、
より高度な芸術性が極められ、京都西陣の地で今も脈々と受け継がれています。
たて糸同士が約四十五度の角度で二方向から斜めに交差するように組まれた組帯です。
熟練の手技により微妙な角度で組み込まれており、生地全体に均等な張力が生まれ、
軽くて結びやすく、しかも結びがゆるまず端正な帯姿をお楽しみいただけます。
おしゃれ着に最適な粋を極めた、洗練美を結ぶ帯をお届け致します。
斜め組織であることから、生地全体に張力がかかるため、
組地が緩まず軽やかな風合いで、しかも複雑に交差する色糸が
多彩な色の妙美も醸し出します。
もちろん機が少ない為、量産は難しいお品でございます。
その気の遠くなるような作業の上に、組む際にぼかしの柄をつけるために
紐の色を調整しながらしっかりと職人の手により打ち込みを行います
【 大光について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2362
1963年(昭和38年)創業
西陣で帯地の糸染め(先染)業を創業。
後、糸染めのみならず織物を手掛ける
「大光」を立ち上げ、伝統や格式にとらわれず、
自由な発想で現在のニーズにあったものづくりを
続けている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風以外)
長さ4.35m(仕立て上がり時)
耳の縫製:袋縫い
お柄付け:全通柄
◆最適な着用時期 10月~5月(袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、カジュアルパーティーなど
◆あわせる着物 カジュアル訪問着、付下げ、色無地、小紋など
この商品を見た人はこんな商品も見ています