商品番号:1526361
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
典雅にして繊細…
独特のムードに、研ぎ澄まされた匠の感性。
弊社展示会でもお馴染みの名機屋。
お着物通の方に…
あまりお見かけしないお品で御座います!
西陣の名門・熊本織物のマットな艶感のもみ箔を使用した、
味わい深い西陣織袋帯のご紹介です。
凛とした美しさを感じさせる名門の織美を、
どうぞご覧くださいませ。
【 お色柄 】
しなやかな帯地は暗い黒色で、
その地に馴染み、やさしく引き立つように…
幻想的に彩りが移り変わるもみ箔を織り込んで
花菱の模様がリズミカルにあらわされました。
独特の艶めきで、しっとりと浮かび上がる意匠。
高い織の技法、そして感性に満ち溢れたデザイン性が昇華し、
古典を感じさせながらも味わい深く、洗練された印象を醸し出します。
さすが老舗名門とご納得いただける、確かな仕上がりのひと品です。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが概ね良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 もみ箔について 】
引箔は、和紙に金箔などを定着させたものを糸のような細さに裁断し、
帯地に織り込む加工を指します。
今回の帯には、この和紙に箔を定着させた段階で和紙を揉むことで、
しなやかな箔糸を作り出すもみ箔が用いられました。
復元力が高く、一般的な引箔と違って折れ跡も付きにくい…
また、その輝きも独特のマットな風合いに仕上がります。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、観劇、コンサート、お食事会など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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