商品番号:1526329
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
鮮やかな古典美と箔糸のコントラスト…
京の西陣において卓越したその技術力、意匠力で確かな信頼を誇る
老舗『ふくい』『篠屋宗兵衛』の屋号でご存知の方も多くいらっしゃることでしょう…
雅やかな彩りを込めた、間違いの無いすっきり礼装袋帯をご紹介いたします。
ふくいは、先人の制作理念を尊び、西陣帯地にひたすら美の真髄を追い求め、
275年の伝統と技法を受け継いでまいりました。
ひたすら一条の帯地に心血を注ぎ、あえて多く生産しない
先人よりの理念と姿勢は、第11代目を数え今も貫き通していらしゃいます。
近年、京都府より平成3年度「京の老舗」に選定されたことを機に、
西陣帯地のさらなる美の探究をめざしています。
本物ならではの煌き、重み、格調高き風合いをご堪能くださいませ。
【 お色柄 】
しなやかに密に織られた帯地は銀箔糸が織り込まれた白練色の地。
お柄には唐花文や華菱文の意匠が優美に織り表されました。
豊かな色彩感覚にて箔糸と見事に調和させ
華美すぎず、どこかフェミニンな表情に
すっきりとした華やぎに極上の品格を添えます。
古典を踏襲しながらもどこか現代のシーンにも溶け込む、ハイセンスな表現。
洗練された格調の高さで、高級感に満ち溢れた仕上がりです。
訪問着、付下げ、色無地などとのコーディネートでお楽しみくださいませ。
お色柄、地風ともに大変素敵なお品です。
お手元でご愛用いただける一品となりましたら幸いでございます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属系風繊維除く)
長さ約4.5m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.295 ふくい(屋号:篠屋宗兵衛)謹製
おすすめの帯芯:綿芯(松)
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齡は問いません
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、ご挨拶、お付き添いなど
◆あわせるお着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地など
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