商品番号:1526028
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
まず、間違いのない老舗処。
美しき西陣の誇る傑作品を数々製作する、
名門・龍村美術織物。
美しいキモノにも掲載のある、
全通のハイクラス品のご紹介です。
”たつむら”ならではの色彩と、その意匠構成。
極しなやかに、しっかりとした厚み。
その手触りだけでも、どれほどの表現のこだわりがあるか感じずにはいられません。
お手にとっていただければきっとおわかりいただけることと思います。
是非ともお手元でお確かめ下さいませ。
【 お色柄 】
『 菱花文 』こう銘打たれた作品です。
凛とした黒色を基調とした錦織地。
そこへ艷やかな金の濃淡を用いた菱花文様が浮かべられました。
卓抜した色彩センスもご堪能いただけることでしょう。
彫り物のような奥行感、独特の色彩、しっかりとした打ち込み。
ひと目で龍村の帯とわかる迫力の中に、格調高い気品が感じられます。
金糸の輝きに加え若緑色や空色、紅紫色などの彩りが織り成されていますので
訪問着や付下げ、色無地などと合わせてお召し頂けます。
龍村流の古典文様の美をご堪能下さい。
独特の緻密で大胆な、歴史に残る卓抜した芸術美は本当に見事です。
終生ご愛用いただける作品として、どうぞ大切にお締めくださいませ。
この機会、お見逃しのないようお願いいたします。
【 龍村美術織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.644
1894(明治27)年創業
初代龍村平蔵氏より連綿と受け継がれた、「独創」
「復元」「美的感覚」の三要素を帯づくりの
基本精神に据え、古代織物の研究と復元を基盤に
美術織物という新しい分野を確立した。
帯に始まり、小物やタペストリー、緞帳など
その製織品は多岐にわたる。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m (お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No.644 龍村美術織物謹製
おすすめの帯芯:綿芯「松」
耳の縫製:袋縫い
全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、観劇、お食事会、お付き添いなど
◆あわせる着物 色留袖、訪問着、付下げ、色無地
この商品を見た人はこんな商品も見ています