商品番号:1526001
【 仕入れ担当 中村より 】
京の小機屋さん【帯のあらた】より、
貴重な逸品をご紹介いたします。
今回ご紹介のお品は、その小機屋さんのお召でございます。
きもの市場でのご紹介はもちろん初めて。
市場にも多く出回っていない逸品でございます。
今、着物雑誌や高級呉服専門店などで
見直されている先染めお召しのきもの姿。
紬や小紋ほどカジュアルすぎず、染め訪問着ほどの格式張らず…。
ホテルやレストランなどでのお食事、華やかなパーティーにも帯合わせ次第で。
ちょっとしたお出かけだったら、名古屋帯を合わせて。
パーティーや お稽古だったら、袋帯を合わせて。
最近きものの雑誌にも特集を掲載して、
お茶会やカジュアルに向くコーデを提案したりして、
いろんなバリエーションできる着物でしょう。
時代にあったこのセンス、確かな織りの質、一つひとつ丁寧に創作されたことがわかる一枚です。
この機会にどうぞご検討くださいませ。
【 色柄 】
絹本来の光沢感が感じられる地は、さらりとしなやか。
ひと目で上質と感じられる織上がり。
光沢感のある絹地は
深い紫色を基調にして、
花菱と松葉菱が流れるように織りなされました。
コーディネートで楽しんでいただきやすい一枚と思います。
ワードローブの一着として、さまざまに帯合せをお楽しみください。
どうぞこの出会いお見逃しなきよう、よろしくお願い致します。
【 帯のあらたについて 】
西陣織の小機屋
比較的新しい機屋で、創業者である今村俊が
意匠屋に頼ること無く自ら図案を考案。
その図案をもとに少数精鋭の熟練職人が
質の高い帯を製織している。
近年では建築デザインを学んだ息子の
今村忠昭が意匠の考案を引き継ぎ、
さらにセンスの高い意匠の作品を作り続けている。
今村俊(いまむらたかし)
伝統工芸士の次男として京都に生まれ、
高校卒業後は西陣の織元にて袋帯の製造に携わる。
1985年に独立。
屋号を「帯のあらた」とし、
錦地の引箔中心に袋帯を製造。
今村忠昭(いまむらただあき)
1974年京都生まれ。
京都工芸繊維大学では建築を専攻。
大手ゼネコン会社就職後は、家業を継ぐために退職。
2002年より京都にて袋帯の製造に携わる。
企画から織組織の開発、デザイン、
配色を一手に手掛けている。
【 西陣御召について 】
特許庁地域団体商標登録(2007年3月)
京都市西陣地域に由来する製法により
京都市及びその周辺地域で生産された
先練り・先染めの糸を用いた御召縮緬織物
「御召機(おめしばた)」という専用の織機を用い
緯糸に御召緯(生糸を精練し先染めを行い
強い撚りをかけた強撚糸)を用いて織りあげた後、
湯に通して糊を落とし、幅を整えて仕上げる。
丁度小紋と紬の中間にあたる格の着物で、
男物の無地御召の場合は一つ紋を入れると茶席や
フォーマルなど略礼装として活用される。
御召も縮緬の生地比べると強撚糸を用いた
御召は湿気に弱く縮みやすいこともあるので、
取り扱いには注意が必要(ガード加工の推奨)。
現在では御召緯を使用しなくとも
西陣で織られた先染めの着物を「西陣御召」と呼ぶ。
絹100%
長さ約13m 内巾39cm(裄最長約74cm)
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事会、お茶席、お稽古事、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる帯 お洒落袋帯、九寸名古屋帯、八寸名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円+ガード加工6,050円(全て税込)
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円+ガード加工6,050円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※こちらの商品は、雨などの水分に対して特ににデリケートな生地ですので、
お仕立ての際には、撥水加工されることをお薦め致します。
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