商品番号:1525794
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
昔から…どこで作られてるとも分からずに、
京都の街では美しい縞織物が布団や着物に用いられておりました。
その織物に注目されたのが柳宗悦氏。
産地の特定の中、雪の降りしきる丹波路を探し歩いた末に
佐治町周辺で作られた『しまぬき』であることが判明しました。
国指定の無形文化財、手つむぎ、草木染手織りによる≪丹波布≫でございます。
一点づつ手仕事にて仕上げられるひと品。
商品自体が非常に少なく…かつ高額である為、滅多とご紹介できる機会が少ない作品ですが
今回のお品は短尺につき、大変お値打ち価格にてご紹介が叶いました。
お仕立てにつきましてはお気軽にお問い合わせくださいませ。
どうぞこの機会をお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
素朴な柄と木綿特有の肌触り、草木染めの風合い。
木綿の織物に緯に絹のつまみ糸を交織し…
白茶色、青色、黒色などで、
独特の格子模様が美しく織りあげられております。
大変美しい仕上がりです。
柔らかでシワになりにくく、素朴なあたたかみのあるお品に仕上がりました。
【 丹波布(たんばふ・たんばぬの)について 】
兵庫県伝統工芸品
国指定選択無形文化財
かつて丹波国佐治村(現在の兵庫県丹波市青垣町佐治)で
織られていた手紡ぎの絹と木綿を交織にした平織の手織り布。
明治時代末期まで織られていた。
木綿平織で、藍と茶を基本色とし藍と茶と黄、
藍と黄を合わせた緑などで縞柄や格子柄が
織りだされた縞織物で、緯糸に木綿だけでなく
屑繭から紡ぎ出した「つまみ糸」が織り込まれている。
本来の呼び名は縞貫(しまぬき)もしくは
佐治木綿(さじもめん)。
1953年(昭和28年)に柳宗悦が『日本工芸』で
「丹波布」の名で紹介して以来、丹波布が通称となった。
丹波篠山に伝わる丹波木綿とは異なる。
文政年間に播州木綿の影響を受け野良着などとして
製作が始まったとされており、幕末から明治初頭に
最盛期をむかえた。しかし大正時代に入って衰退し
姿を消した。
その後、柳宗悦に産地特定の依頼を受けた工芸研究家
上村六郎が1931年(昭和6年)に特定。
1953年(昭和28年)には上村の指導により、丹波布の
再現が行われた。
1954年(昭和29年)には、上村と柳の後援の下
丹波布技術保存会が発足。
1957年(昭和32年)3月30日に国の選択無形文化財に選択された
素材:綿(一部絹)
長さ11.6m 内幅35cm(最大裄丈66cm 肩巾袖巾33cm)
最大身丈145cm程度、裁ち方によっては変わりますので、お気軽にお見積りをお申し付けくださいませ。
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、行楽など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[バチ衿]
水通し4,950円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)で承ります。
[広衿]
水通し4,950円+ポリエステル衿裏880円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)で承ります。
※綿の着物は地厚な生地のため、裏地なしの単衣仕立てとなります。単衣仕立てで冬の季節にもお召しいただけます。袷仕立てをご希望の場合にはお問い合わせくださいませ。
※背伏せなし(背は袋縫い)・ポリエステル糸でのお仕立となります。
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)
※「水通し」は、お仕立て前に生地の糊を落とし、ふっくらとした風合いに仕上げるために行う工程です。
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