商品番号:1525626
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【 仕入れ担当 戸高より 】
1890年(明治23年)創業の老舗【 石塚染工 】で
古くからの伝統技術や技法を受け継ぐ、若き女性職人、
【 五代目・石塚久美子 】氏による
新しい感性で創作された東京染小紋のご紹介です。
石塚染工と言えば初代・石塚梅次郎(文久元年生)氏が
小田原で染物業を営みはじめたのが創業。
1897年(明治30年)糊落としに最適な清水の流れる
淺川近く(現在の八王子の地)に移り、
二代目・石塚金次郎氏、三代目・石塚健吉(元通産大臣指定伝統工芸士)氏、
四代目・石塚幸生氏(経済産業大臣指定伝統工芸士)と
江戸小紋染めの技術を受継いできました。
今回ご紹介のお品を染め上げられました
石塚久美子氏はその石塚染工の五代目。
家業であった東京染が無くなる事を憂い、
大学卒業後、父である四代目の幸生氏に弟子入りを
申し入れるも一度は断られ、アパレルメーカーに
数年は勤めていらっしゃったそうです。
しかし、ものづくりへの熱意は冷めやらず、
再度弟子入りを申し出、色を練ることから教わり、
まずは手ぬぐい、次に浴衣…と染の技術を学び
2011年より「江戸小紋 石塚染工」5代目として
工房に立たれていらっしゃいます。
従来の東京染の江戸小紋にはない彩り、
デザインで創作されております。
お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。
【 お色柄 】
本品はそんな久美子氏らしい、
女性っぽさをデザインした小紋でございます。
さらりとした質感の絹布には一越の丹後ちりめん地を使用。
やわらかなシボ感の、染めつきのよいその絹布に、
落ち着いた紫の配色で切り絵のような更紗唐草が
一面に染めあしらわれております。
お稽古やお茶席、ちょっとしたおでかけなど、
カジュアルシーンにあわせて。
柄物から無地まで帯合わせがしやすく、
モダンな印象でございますので、洋装が多い方、
現代的なデザインがお好みの方におすすめでございます。
是非お手持ちの帯とのコーディネートで
様々な表情をお楽しみ下さい。
【 東京友禅について 】
東京で製作される友禅染。
徳川家康が江戸幕府を開設した際、大名の
お抱えの染め師や絵師などが京から移り住み、
各種技術・技法が伝承され発展したとされる。
京都の京友禅、金沢の加賀友禅と並んで
三大友禅の一つ。
江戸友禅とも呼ばれ、江戸時代の町人文化の粋や
侘びの影響が色濃く影響しており、雅な模様を
華やかな色づかいで表現する京友禅に比べて、
藍、茶、白などの渋くあっさりとした色彩が特徴。
制作工程は京友禅のように分業化されておらず、
1人の友禅師が構図、下絵、糸目置き、色挿しを行う。
絹100%
長さ約13m 内巾35.5cm(裄67cm前後まで)
白生地には丹後ちりめん740gを使用しております。
【 付属証紙 】
経済大臣指定伝統的工芸品
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、お食事、街歩きなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
湯のし1,650円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+9,900円(税込)
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