商品番号:1525511
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【 仕入れ担当 戸高より 】
1930年から長い歴史を辿り、
絣織物の産地では日本の最北端に位置することから
「北限の絣」とも称される【 小松織物工房 】。
代名詞である「板締絣」は日本では唯一の絣の技法であり、
精密な絣の意匠に独特の風合いが掛け合わせた、
お着物ファンの方から高い評価を受けた織物でございます。
先人たちの技術に自然の恵みから生み出された希少な高級織物。
名門【 白山工房 】が織り上げた牛首紬の
質にも見た目にもきっとご満足いただける一条を合わせました。
まさに通好みの洗練されたお着物でございます。
ぜひお見逃しなくお願い致します。
【 お色柄 】
[ 着物 ]
密やかな光沢のある地風を持ち、
穏やかな枯草色を基調にして織り上げられました。
角度によって繊細な地紋の浮き沈みが感じられ、実に奥深い織物。
お柄に織り成されたのは吉野格子模様でございます。
一際複雑な組織で仕上げた面持ちには、
格別な存在感を感じることができるでしょう。
シンプル故に帯合わせもしやすく、程よい光沢感は所作で表情を変えて、
着心地良く着回しも本当に便利です。
長年お着物に慣れ親しむ方にとって、
手放せない一枚としてご愛用いただけることと思います。
[ 帯 ]
しなやかで強くシワになりにくく、かつ独特の地風と、
光沢の素晴らしい風合いの耐久性に優れた最高級のお品。
フシを感じる地はシックな黒にて織り上げられまして。
墨色の地にほんのりと乗る色彩で竹柵の意匠を表現致しました。
鹿の子文様で表されて格子は七宝のように整列されて。
情緒豊かに染め出された独創的な世界。
味わい深い彩りで描かれた唯一無二の表情。
素材の素晴らしさと染めの美しさ、
両方を味わっていただける逸品です。
【 白山工房について 】
石川県牛首紬生産振興協同組合所属
石川県白山市にある国指定伝統的工芸品
牛首紬の織元。
白山工房の牛首紬地は「角印」がつけられている。
工房では糸づくりから機織りまでの作業工程の
見学や機織り体験も可能である。
【 牛首紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1988年6月9日指定)
石川県指定無形文化財(先染紬)
石川県の白山市で作られている織物。
2匹の蚕(かいこ)が作った玉繭(たままゆ)から
糸を紡ぎ出し、糸づくりから製織までの
ほとんどの作業が手作業で一貫生産される。
また、釘に引っかけても釘の方が抜けてしまうというという
柔らかな風合いに備わる驚異の強度を誇り、別名
「釘抜紬(くぎぬきつむぎ)」とも呼ばれる。
【 白鷹織(置賜紬)について 】
山形県の伝統的工芸品に指定されている
「置賜紬(米沢織、白鷹織、長井紬)」
と総称されている織物の中の一種。
白鷹町でつくられる先染め織物の総称として
「白鷹紬」とも呼ばれ、約150年の歴史をもち
絣織物の産地では日本の最北端に
位置することから「北限の絣」とも呼ばれる。
長井紬とその発祥を同じくし、米沢藩が領内を
青苧(あおそ)や紅花といった材料の生産地から、
自給自足の絹織物産地に変えたことで始まった。
明治中期からは長井と同様、白鷹でも
「米琉絣」の織り上げはあったが、明治後半に
栃木県足利の技術者から学んだ「板締め」を導入
した事で緻密な絣文様を実現。
白鷹織には独特のシボを持つ「白鷹御召」と
経糸と緯糸を板締染色の技法で染め上げ
小絣模様を表現した「米琉板締小絣」がある。
現在白鷹織の製織を手掛けている工房は
白鷹町にある2軒のみである。
[ 着物 ]
絹100%
長さ12.5m 内巾38cm(最大裄丈72cm)
[ 帯 ]
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
柄付け:全通柄
耳の縫製:袋縫い
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 9月上旬~6月下旬の袷・単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン カジュアルパーティー、観劇、コンサート、お食事、お出かけなど
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
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