商品番号:1525448
(税込)
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【 仕入れ担当 戸高より 】
京都工芸染匠協同組合正規会員にも登録されている、
名門【 吉川染匠 】。
数々の京の老舗ブランドの作品を手がける名染匠より、
見るものを間違いなく魅了する至高の訪問着をご紹介します。
上品で落ち着いた地色に、
【 吉川染匠 】らしい色彩で描かれた美意匠。
かの人間国宝の経錦を再現し、
その上質な袋帯を生み出した【 高島織物 】の
一目で逸品と伝わる袋帯を合わせました。
その仕上がりは現代的なシーンに合う、
モダンな風合いを醸し出してくれました。
結婚式やパーティーなどの華やかなお席に
ぜひお召いただきたい一枚です。
この度特別入荷にて、
どうぞお見逃しなさいませんようお願いいたします。
どうぞお手元にてご堪能下さいませ。
【 お色柄 】
[ 着物 ]
さらりと触り心地の良い絹地。
お色は上品な薄葡萄色を基調にして。
色が生み出す繊細さと上質な質感にこだわって。
意匠には多彩に羽根を尽くした
煌びやかな宝華文を表現いたしました。
地の紫に合わせてエレガントな紫を感じさせる
大胆でいて繊細な美匠の極意を感じて。
主役級の面持ちでありながらも落ち着きさえ感じさせ。
大変美しく浮かび上がりました。
鮮やかな色調の中に繊細な金駒刺繍や糸目など
友禅の手仕事が感じられ、細部に渡り、
まるで見惚れてしまうほどの美しさを兼ね備えた一枚でございます。
無地場にも寂しさではなく、
余韻を感じさせてくれる見事な構図。
名門と称される自信の染め味を、見事に魅せつけております。
[ 帯 ]
シックでいて、いぶし金の感覚が研ぎ澄まされた地に
真っすぐ登る松の意匠。
葉には吉祥の実を付けて青銅箔の背景が
ぼんやりと松の美しさを幽玄に映し出し。
情緒たっぷりに神秘的な雰囲気を醸し出します。
大胆な意匠でありながらも、
派手過ぎずに荘厳な品を持ち合わせた仕上がり。
ロマンと品格が漂う名門ならではの技と
ご納得頂けるお品かと存じます。
名門の巧みが織り成す美の結晶を是非お手にとってご確認ください。
【 高島織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.353
大正4年(1915年)創業
古典美を基調にしながら、現代的な
感性を吹き込んだ「着る人を彩る」帯を
追求し、ものづくりを続けている。
ローマングラスの輝きを引箔で表現した
「青銅箔」のシリーズが有名。
【 沿革 】
1915年 初代・髙島茂七が京都・西陣にて織物業を始める
1940年 髙島茂七没
1948年 二代目・高島シズ子により西陣にて織物業を再開
1958年 髙島織物株式会社を設立
1966年 引箔の八寸を手掛け、製造販売開始
引箔袋帯の製造開始
1974年 業界に先駆けてデザイン室を開設
意匠、組織、素材の開発に尽力
1980年 新しい引箔の開発を目指し古代のガラス工芸
ローマングラスに着目、研究に着手
1982年 ローマングラスの神秘の輝きを引箔の技法を
駆使して再現した「青銅箔」を発表
帯のたかしまの代表的ブランドとして定着
1983年 引箔の表面加工に漆を使用した「本金彩漆箔」を発表
1984年 西陣の中でも振袖用袋帯に力を入れた
髙島織物が、全通袋帯「優」を発表
金箔、銀箔をレーザーで焼き付けたハイテク技術
「四次元箔」を発表
1985年 900 ジャガードを導入
1200 ジャガードを導入
細い緯糸を使った「繻珍織」を発表
1986年 従来の3~4倍の太さに裁断した引箔を用いた
創業70周年記念作品 「絢錦」 実用新案登録
1991年 「天象青銅箔」「螺鈿青銅箔」「福寿」等
意欲的に新商品の開発に取り組む
2000年 振袖用袋帯「花こよみ」を発表
2001年 振袖用袋帯「七彩織」を発表
2003年 振袖用袋帯「上品錦」を発表
2005年 振袖用袋帯「花ロマン」を発表
2015年 創業百周年を迎える
【 吉川染匠について 】
京友禅の染匠
1897年(明治30年)創業
ボカシ染、絞り友禅併用、友禅の色層、胡粉、
大胆な構図が特色。
ボカシ染では「山暈し」「雲暈し」「霞暈し」を
最も得意とする。
色層の限界へ挑戦、単色は濃度をコントロールしながら、
微妙な濃淡でその色の持つ表現力を最大限に引き出ししている。
また『白』色にこだわり、日本画でも使用される
顔料・貝胡粉を使用。同じ場面で、何度も何度も塗り重ね、
それにより浮き出ているかのような表情を演出している。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
[ 着物 ]
絹100%
たち切り身丈175cm 内巾36.5cm(最大裄丈69cm)
白生地には丹後ちりめん地を使用しております。
[ 帯 ]
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
柄付け:六通柄
耳の縫製:かがり縫い
おすすめの帯芯:綿芯「松」
◆最適な着用時期 10月~翌5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご結婚式、お付き添い、式典などのフォーマルなお席に
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解手のし6,050円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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