※1日18時まで!”【卸問屋本決算セール】【喜如嘉の芭蕉布】 手結手織芭蕉布九寸名古屋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「環掛段紋」 必見、良色柄 夏の帯姿に贅沢な自然布を!

商品番号:1524883

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【 仕入れ担当 岡田より 】
琉球の染織作品の中、とくに自然布の中で、
最も有名な【 芭蕉布 】の特選九寸名古屋帯のご紹介です。

残念ながら証紙類は付属しておりませんが、
おそらく喜如嘉で製織されたものかと存じ上げます。

シンプルな絣のデザインに、自然素材の持つ
おだやかな色使いで、夏の小紋、織のお着物、
特に同じ琉球が産地の宮古上布や八重山上布、
琉球かすりの壁上布をはじめとする夏の織物、
越後上布、小千谷などのお着物にぴったりかと存じ上げます。


【 お色柄 】
糸芭蕉の自然な亜麻色の濃淡が浮かぶ帯地に、
濃い焦茶と琉球藍を用いた、濃い黝色(ゆうしょく:
青みを帯びた墨色)の絣にて、環掛(カンカキー)が
横段状に織り上げられております。


【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。


【 芭蕉布について 】
喜如嘉の芭蕉布
文部科学大臣指定重要無形文化財(1974年4月20日指定)
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1988年6月9日指定)


糸芭蕉から採取した繊維を使って織られた布。
日本の別名は「蕉紗」。
沖縄手織りの中でも最古の1つと言われており、
その名の通り植物の糸芭蕉を原料として
織り上げられ、沖縄本島の北部に位置する
大宜味 (おおぎみ) 村の喜如嘉 (きじょか)が
主な産地である。

1972年、沖縄が日本に復帰すると同時に、
芭蕉布は県の無形文化財に指定され、かの平良敏子氏が
その保持者としての認定をうけた。
1974年には大宜味村喜如嘉の芭蕉布が
国の重要無形文化財に指定された。

糸芭蕉の繊維は麻より繊維が堅いため軽く張りがあり、
風通しが非常に良く、衣類が肌にまとわり付くこと無く、
一層さらりとした肌触りとなるため、猛暑で夏の長い、
亜熱帯気候の沖縄に最適な織物である。

芭蕉布の原料となる糸芭蕉は、3年ほどかけて
人の背丈を超える大きさになったところで
やっと採取可能な状態となり、1本の糸芭蕉から
20グラム程度という極僅かな採取量である。
1反の布を織るには200本の糸芭蕉が必要とされる。

岡田 和也

バイヤー
岡田 和也

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日曜定休、休日は翌出勤日に対応させて頂きます。

- 素材・サイズ

芭蕉糸:100%
長さ約3.54m(短尺・お仕立てあがり)
柄付け:六通柄 ※手先柄(果紋:はてもん)なし
※芭蕉布の性質上、糸芭蕉の繊維の凹凸、毛羽立ち、
組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン お稽古、芸術鑑賞、気軽なお食事、街歩きなど

◆あわせる着物 夏の小紋、織のお着物、上布、自然布のお着物など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

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