商品番号:1524794
(税込)
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
重なりあい、溶け合い彩る…
幽玄な表情は、日の出の神秘を感じさせる…
染色作家『本郷大田子』による、移ろいゆく色彩の
優美かつ鮮やかな訪問着をご紹介いたします。
美しい光沢感とするりと肌をつたう絹地に、
丁寧な友禅を施した品の良い美しき一枚…
物腰柔らかな印象がお好きな方に気に入っていただけるお品と存じます。
どうぞごゆるりとご覧くださいませ!
【 お色柄 】
しっとりしなやか…
絹本来の艶めきが美しいその絹地を、淡い若苗色を基調として
かすかな濃淡で幻想的に暈し染めました。
お足元に向かって、徐々に彩りの変化を加えた中で
裾元は銀鼠色を基調とし、スッキリと淡色を霞のように加えて
訪問着の柄付けに仕上げた一枚です。
染めと生地のもつ美しさを最大限にひきだした大田子氏ならではの表現力。
お顔映りのよさは格別でございます。
お出かけからちょっとしたパーティーまで、
帯合わせ次第で楽しんでいただけるお品でございますので、
重宝していただけること間違いなしでございます。
光で包み込んでくれるような、幻想的な一枚…
是非とも手に取り、その優雅なお品をご堪能して頂き、
終生のお供として末永くご活用くださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 本郷大田子について 】
染色作家
虹のような色彩のハーモニーとにじみの美しさを
併せ持つ『虹染』という独自の技法をあみだした。
虹染は防染による文様の表現技術を洗練させる
日本の染色史の中で、初めて「ぼかし染」を
主役として用いた染色表現という特異な技法である。
これにより1975年京都府より『創意工夫発明功労賞』を
授与される。
【 経歴 】
1942年 京都に生まれる
日本画家、水田慶泉氏に師事
大田子草堂塾にて染色を学ぶ
1969年 個展『リズムのなかの色と形』(銀座ソニービル)
1977年 個展『現代着物考』(京都ロイヤルホテル)
1978年 個展『ドレスときもの』(京都ホテル)
1979年 パリ国際会議場・パレデコングレパリにて
『キモノ&ドレープ』発表
1981年 神戸ポートピア博・神戸国際交流会館にて
『モダンジャパン’81』発表
米ジョージア大学にて『KIMONO EAST / WEST』発表
1983年 個展『きものタイムロード』(京都ホテル)
1986年 二代目本郷大田子襲名
服飾功労賞受賞
1987年 ニュージーランド国立オークランド博物館
『日本の伝統美 本郷大田子の世界展』
1989年 ベルギー『ユーロパリア’89』参加
ゲント市セント・ピータースアベイ美術文化センターにて
『虹染め 本郷大田子展』
1991年 財団法人 国際デザイン交流協会より表彰
1994年 ギャラリーSPACE KI にて『虹文字展』
1996年 芸術公論殿堂作家賞受賞
1998年 芸術公論精鋭作家推薦に選出される
1999年 目黒美術館『京友禅 きのう・きょう・あした展』出品
2000年 清水寺本尊開帳33年記念『友禅 虹染めの世界展』
2001年 ポルトガル国立セアルテ芸術専門機関CRAT
『Kimonos Tradicionals Japonese展』
国際芸術文化功労賞受賞
2016年 ギャラリー椋・上賀茂神社式年遷宮記念『虹文字展』
表裏:絹100%(縫製:手縫い)
◆八掛の色:山吹色
身丈(背より) | 156.5cm (適応身長161.5cm~151.5cm) (4尺1寸3分) |
---|---|
裄丈 | 64cm(1尺6寸9分) |
袖巾 | 32cm(0尺8寸4分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 24cm(6寸3分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68cm(1尺8寸0分) 袖巾34.5cm(9寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、芸術鑑賞、音楽鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています