商品番号:1523924
(税込)
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【 仕入れ担当 中村より 】
凛とした色彩、しっとりとした銀彩の煌めき。
華やかな面持ちがありつつも上品なひと品を仕入れてまいりました。
金彩工芸の第一人者、伝統工芸士・和田光正氏の薫陶を受け、
その技を磨いた匠の集団【 職人和座 】による、
京金彩のシリーズの袋帯をご紹介いたします。
お写真で伝わるでしょうか。
この金彩の見事な耀き…
のびやかに自由に、
美しいほうへ惹きつけられ惹きつけられ…
完成した帯は気品が目に見えるような錯覚をおこします。
この幻想美、ぜひお手元にてご堪能いただきたく存じます。
【 お色柄 】
銀通しが入り、霞の地紋が浮かぶ帯地。
黒から藍色に暈し染め上げられたその地には、
金彩による小花模様が表現されております。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元で現品を確認の上、お値打ちにお召しくださいませ!
【 和田光正について 】
伝統工芸士
現代の名工
金彩工芸の第一人者
光映工芸株式会社、光映金彩友禅研究所創業者
中学卒業後、叔母に連れられて訪れた
友禅の彩色仕上げの工房に弟子入り。
入門した当時、金彩加工が誰にでも出来る
簡単な仕事と見なされ、染色工程全般の中で、
従の立場に置かれている事に憤りをおぼえ
一念発起。
摺箔、押箔、振落とし金砂子などの技法が
確立した桃山時代から江戸時代初期に制作された
小袖や能装束など、金彩 技法を駆使して
創作された過去の名品のような晴らしい作品を
凌駕した着物を現代でも生み出したいと研究を開始。
22歳で独立して工房を持ち、金彩技術の
改良に取り組んだ。
染色試験場や大学の研究室の指導を得て、
ドライクリーニングにも耐え、後染め、
色抜きしても金彩が剥がれない糊の開発に成功。
修業当時十色程しかなかった金彩箔を一色一色
地道に増やして150色にものぼる新しい箔を開発した。
この独自の糊と金銀箔粉を用い、金彩のみで
制作された作品を「金彩友禅」と命名。
現在は金彩友禅の技法を用いた着物や帯、ドレスは勿論、
タペストリー、屏風などのインテリア、バッグなどの
和洋小物、アクセサリーと幅広いアイテムに、伝統の
技術を元に一層の創意工夫を加え、金彩友禅でないと
出来ないのもづくりに挑戦し続けていた。
2024年11月18日死去 59歳
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
耳の縫製:袋縫い
お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、御付き添い、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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