商品番号:1523589
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
素材の風合いが味わい深い、手織り草木染めの
本場八重山上布のご紹介です。
証紙類は付属しておりませんが、組織と
絣などから八重山上布かと存じ上げます。
人気の美しい藍色地に経緯絣で
琉球物独特の味わい深いお柄が織りだされたお品。
特に近年製織反数が減少しておりますので、
夏の上質な洒落着物をお探しの方におすすめでございます。
【 お色柄 】
シャリ感とハリを感じさせる濃い藍色の麻地に、
オフホワイトのみの配色で、番匠金(バンジョーガニ)や
ターチヒチサギー、ミジフムなどのお柄が一面に
織りだされております。
麻はシワになりますが、汗をかいても肌につかず、
涼やかに風を通し、シワができてもぺたりとせず、
シワでさえも、パリッと涼感を呼ぶことでしょう。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 八重山上布について 】
文部科学大臣指定重要無形文化財(2024年7月19日指定)
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1989年4月11日指定)
沖縄県指定伝統工芸品(1974年6月11日指定)
沖縄県指定無形文化財(1978年指定)
沖縄県八重山郡周辺で作られている織物。
苧麻(ちょま/からむし)の手紡ぎ糸を使って織られ、
古くは琉球王朝時代に貢布としても利用された。
沖縄地方の織り物の中で唯一「刷込捺染技法」
を用いて作られる織物。
八重山の自然から得られるヤマイモ科の「紅露」(クール)
などの草木を主染料に、苧麻から作られる繊維を染めあげ
織り上げる。織り上げられた後、八重山地方の強い
日差しのもとで日晒しを行うことで色合いに深みをもたせ、
さらに海水につけることで地色が白く晒され絣模様がより
鮮やかになる。
苧麻から1反の着尺を織るための糸づくりには経糸約50日、
緯糸約40日程度かかる。非常に根気のいる作業であるため、
近年ではラミー糸(手紡ぎではない苧麻の糸)を経糸に
使用したものも増加している。
表:麻100% ※衿裏:絽地(絹)
(縫製:手縫い)
※居敷当なし、背伏せ付き
身丈(背より) | 150.5cm (適応身長155.5cm~145.5cm) (3尺9寸7分) |
---|---|
裄丈 | 65.5cm(1尺7寸3分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49.2cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 22.7cm(6寸0分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68.5cm(1尺8寸1分) 袖巾34.5cm(9寸1分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン ご友人との気軽なお食事、街歩きなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、上布、自然布の帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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