商品番号:1523385
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【 仕入れ担当 更屋より 】
なんと麗しく、洗練された心地…
名門『山口美術織物』より、美しい特選唐織袋帯をご紹介いたします。
「唐織」は、京都の西陣を代表する伝統的な絹織物。
江戸時代の極めて装飾性の高い美術織物がその源流です。
装飾を目的とした織物としましては、
舞楽の包裂・神社の戸帳・神輿の飾裂などに用いられ、
また美術織物としましては、原画のもつ筆致や雰囲気を、
名画や名筆を手本にして「織り」の世界に変換いたしました。
唐織。
それはまさに、京都西陣の織匠たちの飽くなき努力の賜物なのです。
お目に留まりましたらまずはどうぞご覧くださいませ。
【 お色柄 】
銘「 有職鱗取松鶴文 」
軽やか、しなやかなハリ感のある帯地は
穏やかな絹鼠色を基調として艶感のある銀箔糸を
品よく織り込みました。
お柄には「有職鱗取松鶴文」と題されたお柄を
たっぷりの金糸を使い清雅にあらわした存在感ある意匠。
富貴な唐織の立体感に、表情豊かな雅やかさ…
しっとりと和の風情香るハイセンスな意匠が
凛とした佇まいを生み出しております。
唐織の表現はふっくらとやわらかな絹の艶めきに満ちて
「流石」と頷かずにはいられない織り上がりでございます。
揺るぎない名門の完成度に裏打ちされたひと品。
色留袖から訪問着、色無地、付下げなどとのコーディネートで
フォーマルのお席にふさわしい、品格あふれる着姿をお楽しみくださいませ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 山口美術織物について 】
京都の唐織メーカー
1992年(平成4年)創立
もともと帯地の製織が専門だったが、能衣装や
打掛も手がけており、最近ではきもの地も制作している。
【 沿革 】
1992年 京都市中京区で会社設立
1996年 伊勢神宮にて平和と五穀豊穣を願って
意匠された几帳「天恵日輪豊穣文」
「天恵月煌豊穣文」と卓飾を奉納
1997年 東京霞ヶ関 旧華族会館において
第一回紫雲会同人会作品展を主催
唐織きもの「唐織御衣」を発表
1998年 アールヌーボーの巨匠エミール・ガレや
ドーム兄弟など当社所蔵のコレクションから
唐織・友禅染などに昇華した作品集
「アールヌーボーコレクション」を発表
2000年 東映創立五十周年記念作品
『千年の恋 ひかる源氏物語』において
十二単や束帯など平安王朝期の衣裳を復刻
映画衣裳・キャンペーンの着物を製作協力する
2002年 京都東山の鷲峰山高台寺創建400周年記念事業の一環として、
高台寺とその塔頭圓得院所蔵の宝物『秀吉の陣羽織』や
『北政所ねねの小袖』数点の復元製作を依頼され、
京都国立博物館、高台寺「掌」美術館など
各博物館のご協力のもと、陣羽織製作のためだけに
発注された特別製の手機織り機にて着手
2003~2005年
フジテレビドラマ『大奥』シリーズの衣裳を製作
衣裳監修・協力
2003年 1年の歳月をかけ完成した『北政所ねねの小袖』復元三点を奉納
2006年 4年の歳月をかけ完成した『秀吉の鳥獣文様陣羽織』復元綴織を
奉納する
劇場版『大奥 絢燗きもの図鑑』発行
2007年 舞台『大奥』の衣裳を製作
2008年正月映画『茶々』の時代衣裳を製作
2008年 正月映画『母べぇ』の映画キャンペーンのきものを製作。
11月公開の『まぼろしの邪馬台国』女王・ヒミコの衣裳を製作
2010年 舞台『大奥』の衣裳を製作協力する
2011年 舞台『大奥 第一章』の衣裳を製作協力
2012年 御寺泉涌寺別院雲龍院「春の特別拝観」にて『大奥衣装展を開催』
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.4m
耳の縫製:かがり縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、式典、ご挨拶、観劇、音楽鑑賞など
◆合わせるお着物 色留袖、訪問着、付け下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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