商品番号:1522506
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
毎日多くのお着物を新たにご紹介していても…
なかなかキモノ愛好家の皆様にご紹介できないものも多数ございます。
そのひとつが【誉田屋源兵衛】(こんだやげんべい)の帯。
お仕立て上がり品にはない、良きセンスが光るお品でございます。
今回ご紹介のお品は誉田屋が新たに創設したテキスタイルブランド「檸檬草」より、
手織り櫛織の逸品帯が入荷しました。
このつげ櫛織りの職人さんが辞められてしまったため、今後織り上がることのない超希少品でございます。
室町でも老舗中の老舗の逸品。
御仕立て上がりならではのお値段でご紹介でございますので
ぜひお見逃しなくお願い致します。
【色柄】
お色使いはほぼございません。
生成り色。
それだけでどうしてここまで表情が生み出せるのか。
機械では出せない味がこの帯には込められています。
つげ櫛を使用して生み出された波の表情。
糸の太細を変え、経糸と緯糸を巧みに操り創作されました。
逸品紬、御召などにコーディネートをお楽しみください。
趣味性豊かながらも、日本文化に基づいた和の美しさが結実しております。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れてまいりましたが、
大切に保存されていたのでしょう、美品でございます!
お手元で現品を確認の上、お値打ちに御召くださいませ!
【 檸檬草について 】
「日本の染織を世界へ」
銀座順理庵店主・重松理氏と誉田屋十代山口源兵衛が染織の原点に回帰し、その文化を継承すべく、奄美大島に設立したテキスタイルブランド。
奄美大島が育んだ豊かな風土と日本の職人技を融合し、次世代を担う手で染め、織り上げられた南風香り立つ衣をお届け致します。
【 誉田屋源兵衛について 】
1738年(元文年間)創業
京都室町の帯の製造販売の老舗。
現在は十代目である山口源兵衛が、代々受け継がれてきた
技術とともに革新の精神を持って意匠、配色、素材、
一切の妥協を許さず、洗練された帯を作り続けている。
【 沿革 】
1738年 初代矢代庄五郎により、南矢代誉田屋創業、
西陣大火災後の復興に尽力。
1868年 6代目矢代庄五郎より、京都松尾出身の
山口源兵衛が7代目を継承。初代誉田屋源兵衛を名乗る。
西陣帯地大元卸商として「横綱」の称号を得る。
1917年 7代目誉田屋源兵衛没、8代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1933年 8代目誉田屋源兵衛没。9代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
1981年 9代目誉田屋源兵衛没、現10代目誉田屋源兵衛襲名、継承。
後、帯作りに専念。
1985年 全国の原始布を素材として個展を開催。
以後、インド、東南アジアの野蚕糸を帯に用いる。
1994年 京都六条の江戸末期の町屋にて創業260周年展。
1999年 「京都誉田屋源兵衛帯ときもの展」開催。
2000年 「誉田屋源兵衛 織りの帯展」開催。
2002年 小石丸企画に対して日経MJ賞受賞。
日本の原種の繭である小石丸の復活と継続、
日本の染色技術の活性化に努める。
2003年 日本文化デザイン大賞受賞。
絹100%
長さ約3.75m(お仕立て上がり)
柄付け:お太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出掛けなど
◆あわせる着物 紬、色無地、小紋、御召
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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