商品番号:1522132
(税込)
いつの世も、着物びとの心をとらえて離さない琉球伝承織物。
手花(てぃばな)も加えた本場南風原花織の手織り九寸名古屋帯のご紹介です!
【仕入れ担当 吉岡より】
穏やかな地色と、花織による繊細なデザインに惹かれて入荷致しました。
中でも、帯地に同じ南風原地方の琉球かすり地を用い、
切嵌工芸で花織生地を縫い合わせた希少な一条です。
美しき海、美しき風、そして豊穣の大地。
おだやかでいて、ゆったりとながれる時の中で…
そのやさしい色彩、豊かな質感は生み出されます。
淡く穏やかな地色に馴染みの良い配色の意匠が映える帯ですので、
様々な地色のお着物に合わせて頂きやすく
着姿に琉球の風情を加えるコーディネートに重宝頂ける事でしょう。
【色・柄】
地色はタテ糸に白、ヨコ糸に鶯色を合わせて
全体は淡めの桑染色のような印象。
お太鼓と前柄には、草木染・手織りで織り上げられた南風原花織の生地を
色紙重ねの構図で切嵌工芸で縫い合わせました。
南風原地方の技術が合わさった工芸品です。
今日も守られる職人たちの手技の結晶。
そのぬくもり溢れる風合いを新しい感性で受け継ぐ一品として、
大切にお持ちいただければ幸いでございます。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
保管の際のたたみ皺がございますので、お届け前にプレス加工をサービス致します。
お届けまで1週間ほど頂きます。
【 南風原花織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(2017年1月26日指定)
沖縄県伝統工芸品(1998年認定)
沖縄県島尻郡南風原町を中心に生産されている工芸品。
裏表のない「両面浮花織」が主流で、ヤシラミ花織、
クワアンクワアン織り、タッチリーなど、産地独特の
名称があり、多彩な花糸で表現されるその模様は
美しく、図柄に立体感があり華やかな印象。
南風原花織では8枚ほど(多いものは10枚)もの
綜絖を順番に操作、図柄を浮かび上がらせるため
大変複雑で職人の腕が問われる。
喜屋武八織、照屋花織など独自の花織、
浮織の技法を確立している。
南風原花織の染色は、県内で採取される琉球藍、
福木、テカチ染等の植物染料を、化学染料については、
絹は酸性染料、木綿はスレン染料、反応染料、
直接染料が用いられる。
絹100% 長さ約3.75m
◇お太鼓柄
※ガード加工済
◆最適な着用時期 9月~翌5月(袷・秋単衣)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、お食事会、街着、カジュアルパーティー、ランチなど
◆あわせる着物 色無地、小紋、織のお着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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