商品番号:1521964
(税込)
【 仕入れ担当 岡田より 】
正藍染の糸を用いた9マルキカタス式の絣による
本場藍大島、かなり希少な織絵羽のご紹介です。
黒に近い濃い留紺地に流行り廃りない
シンプルなお柄が織り上げられたお品で
帯合わせ次第で印象がかわりますので
カジュアルシーンにこだわりを感じさせる
装いをお楽しみいただけることでしょう。
【 お色柄 】
藍由来の濃い黒に近い留紺地に9マルキの
カタス式の絣にて、細密なグラデーションが
バランスよく織り描き出されております。
大島独特の滑らかな手触りとシワになりにくい性質、
着れば着るほど着心地がよくなる素晴らしい風合いを楽しみながら、
母から娘へと末永く大切にお召しいただきたいお品です。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたので
着用シワやたたみジワがございますが、着用時に
気になるような汚れなどはございません。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 藍染について 】
藍染めには様々な方法があり、主に
■正藍染…蓼藍(たであい)を発酵させた蒅(すくも)を
「灰汁(あく)」で醗酵させる、伝統的な藍建て
(本建て)による「藍染」の事
最も伝統的で、藍本来の特性を活かした染色方法である。
■本藍染…「蒅(すくも)」または、いわゆる
天然染料の藍を使って染めている藍染の事。
合成染料の化学藍で染めたものと区別するため、
植物藍で染めること、または染めたものを指す。
■科学藍染…コールタール原料で化学式だけ本物の藍と
同様の成分組成で、化学薬品を使用して染める。
通称インディゴ。
となっている。
【 大島紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1975年2月17日指定)
鹿児島県の奄美大島を中心に作られている織物。
世界三大織物にも数えられ、織る前に糸を染める先染、
手織りの平織、絣合わせをして織上げたものは
「本場大島紬」の名で伝統工芸品に指定されている。
しなやかで軽く、シワになりにくいという特徴がある。
手紡ぎの糸を、「テーチ木」(車輪梅)という
奄美エリアに生息する植物の煎汁液と、
鉄分を含む泥土でこげ茶色に発色させ、
手織りする伝統的技法が主だった染色方法。
藍、白、色大島などもある。
大島紬は独特の絣使い(細い点)と先染め、製法等限られた
条件の中で約84種類があり、染色別が6種類、糸の配列による
組織別14種類をかけ合わせて作る
表裏:絹100% 縫製:手縫い
◆八掛の色:留紺・無地
※藍はその特質上、摩擦や湿気による色落ちが生じやすくなっております。
藍が落ち着くまでに汗や摩擦で色が移る場合がございますのでその点ご留意くださいませ。
【 付属証紙 】
経済大臣指定伝統的工芸品・本場大島紬
本場奄美大島紬織物協同組合の証紙
製織:たけがわ
身丈(背より) | 159.5cm (適応身長164.5cm~154.5cm) (4尺2寸1分) |
---|---|
裄丈 | 66.5cm(1尺7寸6分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 27.5cm(7寸3分) |
後巾 | 31cm(8寸2分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70.5cm(1尺8寸6分) 袖巾36cm(9寸5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ホテルランチ など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザイン綴れの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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