商品番号:1521649
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
古くから質と量ともに日本屈指の上布の産地である
石川県指定無形文化財、能登上布。
このなんとも言えない手触り、このぬめりと申しましょうか…
特有のツルッとした触り心地。
本品のような絣物の作品は本当に希少となりつつあります。
街の喧騒から遠く離れた羽咋の里に響く機織りの音が、
心に聞こえてくるのではないでしょうか。
どうぞお手にとって眺めて見て下さい。
【 お色柄 】
シャリ感ある生地は、シックな黒色。
その地に蚊絣模様が織りなされました。
肌に、サラリ。
例えば道端でふと足を止めた瞬間に、すうっと風が体を通り抜けてゆく感覚。
麻ならではの、特別な味わい…
いついつまでも飽きのこない定番の一品は、
毎年夏が来る毎に、季節を告げるひと品となることでしょう。
弥生時代の古来から脈々と受け継がれてきたと言われる能登上布。
織物の原点を思わせる織りの美しさと、洗練されたモダンなセンス。
濃地の帯で風趣に、また薄地の帯で爽やかに。
様々なコーディネートで、涼やかな夏の装いをどうぞ。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 能登上布について 】
石川県無形文化財指定
越後、宮古に並ぶ日本の三大上布のひとつ。
約2000年前に崇神天皇の皇女が中能登地方で
機織りを教えたことが能登上布の起源とされる。
昭和初期の最盛期、織元の数は120軒以上になり
麻織物の県生産量が日本一となったが、戦後の
ライフスタイルの変化とともに着物離れが進み、
現在は山崎麻織物工房が能登上布唯一の織元である。
原料の麻は一般的なリネンではなくラミー(苧麻)。
手織りの麻の素材感、他地方にはない能登独自手染の
押捺染、ロール捺染と呼ばれる職人技術から生まれる
染めにじみが少なく緻密で、能登の風土を映した
すっきりとした絣模様が、ひんやり涼しい風合い、
「蝉の羽」のような透け感や軽さ、丈夫さ、シャリ感、
光沢感、張り感が特徴。
絣柄の多くは幾何柄模様の十字絣を始めとする
複雑な経緯絣で構成されている。
表裏:麻100% (縫製:手縫い)
※居敷当付き
銀座もとじ扱い品
身丈(背より) | 160cm (適応身長165cm~155cm) (4尺2寸2分) |
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裄丈 | 68.5cm(1尺8寸1分) |
袖巾 | 35cm(0尺9寸2分) |
袖丈 | 50.5cm(1尺3寸3分) |
前巾 | 28cm(7寸4分) |
後巾 | 31.5cm(8寸3分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈70.5cm(1尺8寸6分) 袖巾36cm(9寸5分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 盛夏(6月末~9月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 観劇、お出かけ、お食事、行楽など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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