商品番号:1520501
(税込)
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【仕入れ担当 吉岡より】
素材の風合いと染の趣が醸し出す奥行き…
栗山吉三郎の和染紅型、赤城紬地に染めを施した
特選袋帯のご紹介です!
九寸帯のご紹介はございますが、
袋帯はなかなかございません!
鮮やかなお色づかいがとってもお洒落。
お目にとまりましたら是非ご覧くださいませ!
【色・柄】
初代の栗山吉三郎氏が考案された『和染紅型』は、顔料を使用する
琉球紅型と異なり、染料を使用することで、色本来の
透明感を生かす型染による染色方法が特徴です。
現在は二代目と、次期三代目、次世を担う職人の方々が、
蒸し以外の全行程を工房内で一貫して行い、お色・図案ももちろんのこと、
「これぞ栗山吉三郎!」という特色あふれるものを日々創作されております。
今回ご紹介のお品は、ふっくらとした赤城紬地を用いました。
ナチュラルな生成りの色合いと、玉繭を用いた節感が豊かな
ザックリとした手触りの紬地です。
意匠には、墨黒色をベースにして「宝飾唐草段」の模様を表しました。
小紋や織りのお着物などに合わせて、
シャレ味たっぷりの粋で趣深い帯姿をお楽しみください。
末永くお手元でご愛用いただける一品となりましたら幸いでございます!
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【赤城紬について】
新潟県十日町市で織り上げられている、
群馬県産(赤城山の麓)の蚕の玉繭だけを用い製織された紬。
生繭を原料とした手座繰りの1本引きにする糸を
精錬せずに蚕の作った自然のままに用い、
熟練した技法で織布する。
ヨコ糸に赤城糸と玉糸とを交互に。
タテ糸には手紡真綿糸を使用し織り上げられており、
ふっくらとした風合いが特徴の織物です。
【 栗山工房・栗山吉三郎について 】
1952年(昭和27年)工房設立
沖縄の「紅型」と京都の「京友禅」を融合させた
「和染紅型」を生み出す染め工房。
図案、型彫り、糊置き、手差し彩色、引染め、
水洗など京都でも唯一の一貫作業工房として
見学も多い。
現在三代目・栗山吉三郎(西田裕子)氏のもと、
熟練の職人がお着物、帯、バッグや日傘などの
小物を製作している。
■二代目 栗山吉三郎(本名:大箭秀次)
【 経歴 】
1941年 岐阜県生まれ
1960年 初代 栗山吉三郎氏に師事
1967年 栗山工房設立と共に取締役に就任
1975年 初代 栗山吉三郎氏より引継ぎ栗山工房代表取締役に就任
1986年 初代 栗山吉三郎氏没す
1989年 ニ代目 栗山吉三郎を襲名
東京ミキモトホール、京都思文閣美術館にて
「栗山吉三郎の道 展」を開催
1997年 「`97ファッションカンタータ」参加出展
京都染色美術協会の真珠苑に属し、先代から受け継いだ
紅型染めの技術を極めると共に、時代の流れに考慮しながら
現代感覚溢れる和染紅型の呉服、室内装飾品などの
創作に打ち込んでいた。
絹:100% 長さ約4.4m(お仕立て上がり)
耳の縫製:袋縫い
◇お太鼓柄(腹、太鼓部分のみ色挿し)
◆最適な着用時期 10月~翌5月(袷の季節に)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、おでかけ、お食事、お稽古など
◆あわせる着物 洒落ものの訪問着、色無地、小紋、織のお着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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