商品番号:1520396
(税込)
【仕入れ担当 吉岡より】
手触りから感じる、これぞ上質。
逸品帯をお探しの方に是非ご覧頂きたいお品のご紹介です。
西陣の名門、ハイグレード、ハイクオリティーなお品を創作されておりました
北尾織物匠の希少な全通の作品を仕入れて参りました。
帯の世界に詳しい方にとって「北尾の帯」は、憧れの的とも言えましょう。
世代を超えてお締めいただける丁寧な丁寧な織りと、
京の老舗らしい洗練された古典意匠の世界、その美的感性。
きっと画面上からでも、十分に感じとっていただけることと思います。
新しい織上げはございませんので、
他には無い、本当によきものをお探しの方に是非ご覧いただければと思っております。
【色・柄】
キュッとキメ細やかな帯地は、穏やかな蘇芳香色を基調として。
意匠には一面に正倉院風の「唐花地鏡裏華紋」をあらわし、
格調高い印象が漂います。
繊細に彩りを加えて織り上げた実に高貴な仕上がり。
その構図のひとつひとつ、バランス感覚、彩りの調和…
是非ともじっくりと、お手元でご覧いただきたく思います。
圧倒されると言うよりも、しっかりと忠実に心に響くといった美世界を…
京都西陣の匠が織り成した逸品の帯姿、どうぞお手元にてご愛用頂けると幸いです。
末永く大切にして下さる方に、大切にお届けいたします。
この機会、どうぞお見逃しなくお願いいたします。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
保管の際のたたみ皺がございますので、お届け前にプレス加工をサービス致します。
お届けまで1週間ほど頂きます。
【 北尾織物匠について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.7
1947年(昭和22年)創業
2016年廃業
一流どころにしか作品を譲らないことで
知られていた西陣の名門機屋。
「錦繍」など高級袋帯を展開していたことで有名。
技術力の高さから、製織品は「北尾の帯」として
広く知られている。西陣織工業組合に設立から在籍、
西陣織の業界発展の一翼も担っていた。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%
長さ約4.4m
耳の縫製:袋縫い
全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 式典、パーティー、観劇、お食事会、お茶席、趣味のお集まりなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、格高い小紋
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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