商品番号:1518919
(税込)
【 仕入れ担当 更屋より 】
素材と染めの趣で単衣の素敵な和姿に…
染織の名門『しょうざん』の生紬着物をご紹介いたします。
京都洛北・鷹ヶ峰の庭園でも有名で、ファンの方も大変多いことでしょう。
センスある良きお色柄の一枚でございます!
単衣は年々着用時期が長くなってきておりますので、
ぜひともこの機会をお見逃し無くご検討くださいませ!
【 お色柄 】
自然な風合いを損なわないよう
所々節糸を出して味わい深さを演出した生紬の地。
しょうざんの生紬は、上州赤城山麓で新芽の桑の葉を食べて育った春蚕(はるご)の玉繭を、
座繰りで手引して製糸し、弾力のある素朴な玉糸を、経緯全てに使用して織り上げました。
染めと織りの美しい調和をご堪能いただけます。
穏やかな薄雲鼠色と生成り色の暈しをベースに染め上げ、
地色に馴染む紺青色と秘色色の華唐草を全体に配した意匠。
白い小さな小花が愛らしく、ときめかせます…
全体にお柄がありますが、爽やかな彩りにすっきりとしたデザインで
都会派の装いを演出してくれることでしょう。
柄行きからも、素材からも、立体感からも、
そっとかもし出される洗練された女性らしさ。
上等な大人のカジュアル着として、存分にお出かけをお楽しみくださいませ。
生紬のハリのある風合…
名門しょうざんの作品ですので、品質にはまず間違いがございません。
お目に留まりましたらどうぞお見逃しなくお願いいたします。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており、
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 しょうざんについて 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.2401
京都の着物メーカー。(漢字表記は松山)
西陣の糸屋の三男に生まれの戦後の立志伝中の人物で、
しょうざんのウール着物を大ヒットさせた松山政雄が
創業者。
戦後いち早くシルクウール着物やウールお召を開発。
1970年代以降は後のしょうざんの看板商品となる
「しょうざん生紬」を開発。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
表裏:絹100%(縫製:手縫い)
※居敷当付き、背伏せあり
※ガード加工済み
身丈(背より) | 155cm (適応身長160cm~150cm) (4尺0寸9分) |
---|---|
裄丈 | 63cm(1尺6寸6分) |
袖巾 | 32.5cm(0尺8寸6分) |
袖丈 | 49.5cm(1尺3寸1分) |
前巾 | 23.5cm(6寸2分) |
後巾 | 29cm(7寸7分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈66cm(1尺7寸4分) 袖巾33.5cm(8寸8分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 単衣(5月下旬~6月、9月~10月上旬)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、趣味のお集まりなど
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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