商品番号:1518244
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
琉球紅型の作家として名高い、紅型三宗家城間家15代
城間栄順氏の紅型訪問着のご紹介です。
琉球紅型は絵羽物の創作が極端に少ないため、
栄順氏の絵羽をお探しの方、紅型ファンで
琉球紅型らしい花柄のお品をお探しの方に
特におすすめでございます。
本品は前衽 前身頃は柄あわせされていますが
前後は一部あわせて 紅型特有の左右対称の構図にて
描かれています
【 商品の状態 】
リサイクル仕立てあがり品として
仕入れましたが 大切に保管されていたのでしょう
一部仕付けもついたままの
美品でございます
ファンの方は目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
【 お色柄 】
紗綾型紋を地紋に織り込んだ紋意匠の絹地を
落ち着いた白グレーに染めあげ
さえあるコントラストながらも
落ち着いた色使いにて
左右対称の構図にて枝垂れ桜や牡丹を配し
それを背景にして
横段の短冊のような柄取りに遠山に枝垂れる草花や鶴を描きこみました
紅型の迫力を感じさせながらも
無地場とのバランスもよく
帯合わせ様々に 表情豊かなシルエットを
お楽しみ頂けます
紅型ファンの方にぜひ!
お見逃しなく!
【 琉球紅型について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1984年5月31日指定)
早くは13世紀から起源を持つと言われる、
独自の染技で育まれてきた沖縄の染物の総称。
鮮明な色彩、大胆な配色、図形の素朴さが特徴。
「紅型(びんがた)」の呼称は昭和に入ってからで
それまでは「型附(カタチキ)」と呼ばれた。
階級によって使用できる色と模様が異なり、黄色地は
王族以外は使用不可、図柄が大きく肩と裾に模様がある
二段肩付は王族を示す柄である。
大部分は首里で作られ、知念・沢岻・城間の三家が
御用紅型師であった。
琉球紅型には下記の種類がある
紅型:「琉球びんがた」のビンは「色彩」の意があり、
白地紅型、染地紅型、返し型、朧型、手附紅に分類される。
これらは型附(カタチキ)と呼ばれる糊置防染手法による
型染めで、型紙を当てて生地に糊を塗り、そのあとで
取り去った型紙の模様の部分に色を差す染め方で、
さらに地染めが施されるものもある。
藍型:藍の濃淡や墨で染められた紅型。
えーがたと呼ばれ、白地藍型、黒花出し、白花出し、
浅地花取り、藍朧(えーうぶるー)などに分類される。
型紙は染地(線彫り)型を使う。
濃藍から各種の藍の変化と地の白とで、大きめの模様で表現する。
筒描き:糊引(ヌイビチ)と呼ばれ、紙を使用せずに
防染糊を入れた円錐状の糊袋の先から糊を絞り出しながら
生地に模様を描き、そのあとで模様の部分に色を差す方法。
技法的にも難しく、均一に絞り出すために布面に垂直に置き、
進行方向に傾けながら一気に線を引かなければならない。
表裏:絹100% 手縫い
八掛 白グレー無地
身丈(背より) | 161cm (適応身長166cm~156cm) (4尺2寸5分) |
---|---|
裄丈 | 64cm(1尺6寸9分) |
袖巾 | 32.9cm(0尺8寸7分) |
袖丈 | 49.2cm(1尺3寸0分) |
前巾 | 24.5cm(6寸5分) |
後巾 | 29.1cm(7寸7分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈68.5cm(1尺8寸1分) 袖巾34.5cm(9寸1分) 袖丈52.2cm(1尺3寸8分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時 6月、9月の単衣の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアル寄りの格式のパーティー、芸術鑑賞、ホテルランチ など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの綴れの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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