商品番号:1518073
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【 仕入れ担当 田渕より 】
室町時代後期に用いられ安土桃山時代に確立した辻ヶ花。
豪華絢爛たる桃山文化を象徴する幻の花…
「西洞院(にしのとういん)辻が花」ともよばれる辻ヶ花絞り染めの大家、
大脇一心氏の作品をご紹介致します。
カチンの美が際立つ抑えた彩りのひと品。
お目に留まりましたらどうぞご覧下さいませ。
【 お色柄 】
シボ高なちりめん地はシックな印象の錫色。
お太鼓にはふうわりと辻ヶ花と流れるような疋田があらわされました。
丁寧な絞りとカチン染による幻想的な美匠…
抑えた彩りだからこそその美しさが一層際立ちます。
生地素材の上質さと、染めの確かな技。
この風情を是非ともお手元にて堪能いただきたく思います。
長くご愛用の一本にしていただけましたら幸いです。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 大脇一心について 】
染色作家(辻ヶ花)
桃山時代の一時期にだけ花開き、
江戸期には途絶えてしまった辻が花染の研究と
復元に力をそそぎ、東京歌舞伎座の大緞帳を
手掛けた日本を代表する辻が花染作家。
『西洞院辻ヶ花』と呼ばれる独自の辻ヶ花は
古典を踏襲しながら、現代のシーンにマッチする
デザインと創作性で多くのファンを魅了している。
【 経歴 】
1939年 名古屋生まれ
1958年 吉村春吉に師事し、染色の世界に入る
1971年 より高次元の創造的活動を求め、同社を退社
1971年 「西洞院辻が花」を発表
(渡米し、約5年間NYに在住)
1981年 東京歌舞伎座大緞帳「辻が花賛歌」製作
1987年 全国日本学士会より「アカデミア文化賞」を受賞
1990年 歌舞伎座大緞帳「高山麗花」制作
絹100%
長さ約3.8m
お太鼓柄
※裏地付き開き仕立て
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけ、趣味のお集まり
◆あわせる着物 色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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