商品番号:1517223
(税込)
【仕入担当 竹中より】
和姿にさりげなく個性を添える意匠美…
独特の感性でものづくりをされている、帯屋捨松の逸品袋帯のご紹介です。
1854年創業以来、実に約170年間、西陣帯ひとすじにかけ、その妥協のない物
作りの姿勢は、キモノ通の方には定評のある人気ブランドの機屋さんです
しっかりとしたものづくりの姿勢がうかがえる、
完成された仕上がりをじっくりとご堪能下さいませ!
【お色柄】
よくある錦の地ではなくしなやかな
紬糸に箔を綾なした鉄緑の帯地に
大胆な図案で印象的なバヤジット華文と銘された
花唐草の意匠が織り出されて御座います。
バヤジッドは中世 オスマントルコのスルタンの名です
トプカピ宮殿を飾ったお柄と思われます
やや艶消しがされた、明るいトーンの金・銀糸の濃淡で、
表現された装飾性豊かな華文が地にすっと引き立ち、
けして華美ではないものの、かえって奥行きある陰影をかもし出し、
みればみるほど魅力あふれる素晴らしい織味になっています。
厳選され吟味された素材、緻密に計算された配色が草花だけの
意匠にどこかしら最上級の和と洋のテイストを表情豊かに漂わせています。
訪問着、付下げ、色無地などとあわせてハイセンスなコーディネートを!
画面上どこまでこの素晴らしい風合いがお伝えできるかわかりませんが、自信をもっておすすめできる1点です。
本物をおわかりいただける方、ぜひこの機会をお見逃しなくお買い求め下さい!
【 帯屋捨松について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.48
安政(1854年〜1859年)年間創業
1955年(昭和30年)代に七代目社長の木村博之の父
木村弥次郎が、図案家であり、織匠、染色家でも
あった徳田義三に弟子入り、1978年に独立。
徳田氏から受け継いだ感性と精神を今に生かし
起こしたオリジナルの図案を元に、常に高い
技術を保持し、よりよい品質と高い文化性を持った
帯を製織している。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100% 金銀糸のぞく 長さ4.37m
西陣織工業組合証紙No48 帯屋捨松謹製
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
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