商品番号:1516689
(税込)
【 仕入れ担当 竹中より 】
稀代の染色作家にして、自然を心から愛し、
礼賛した【 初代・久保田一竹 】氏がおこした
【 一竹工房 】より、素晴らしい一品をご紹介いたします。
お目に留まりましたら是非ご検討くださいませ。
【 商品の状態 】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが良好です。
洗いに出されたと見られるしつけ糸がついており美品です。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 お色柄 】
差し込む光にそっと浮き沈みする、一竹ならではの
草花のお柄が美しい、繊細な金通地。
その金通し地をおだやかな青藤に染め上げ、
臈叩きによる一面の斑紋にお裾には紫、
青系の濃淡で霞暈しをあしらって…
無地に近いデザインでございますので
帯もあわせやすく、正統派の着姿を演出してくれるでしょう。
そしてさりげなくほどこされた下前の葵の花の刺繍の美…
一竹が生涯にわたり心血を注いだ、「一竹」の染め。
その心と技を引き継いだ、一竹工房の作品。
パーティーやお付き添いや和のお稽古、観劇などに。
お手元でご愛用いただけましたら幸いでございます。
【 久保田一竹について 】
室町時代に一世を風靡した「辻が花」。
江戸時代になると突然姿を消し、別名“幻の染め”とも呼ばれている。
その研究に人生を捧げ、その世界を独自の感性で蘇らせたのが初代・久保田一竹氏。
一竹氏の辻が花との出会いは20歳の時。
東京国立博物館での衝撃により生涯をその研究にささげることを決意。
召集、敗戦、ソ連への抑留を経験しながら、1948年、31歳で無事復員。
従来手懸けていた手描友禅で生計をたて、40歳にしてやっと本格的に『辻が花』の研究に取り組み始める。
60歳にして初めて納得のいく作品が完成、これを[一竹辻が花]と命名。
一竹氏は他界されているため、現在では氏自らが創作する作品はない。
しかし生前の氏とともに創作に携わってきた職人たちが、
現在でも氏の技術・感性・精神を受け継ぎ、作品を年間わずかな数にて創作されている。
【 二代 久保田一竹について 】
本名:久保田悟嗣(さとし)
現一竹工房代表
生前の初代・久保田一竹とともに創作に携わり、
技術、感性そしてその精神を受け継ぎ
作品作りをしている。
【 経歴 】
1955年(昭和30年) 10月7日生まれ
1980年(昭和55年) 上智大学経済学部卒業
1982年(昭和57年) 米国ボストン大学大学院(SPC)修士卒業
1983年(昭和58年) 帰国後、(株)一竹辻が花設立
代表取締役社長に就任
1994年(平成6年) 10月久保田一竹美術館(河口湖)開館
2001年(平成13年) 一竹工房・代表取締役社長に就任
2003年(平成15年) 久保田一竹美術館・館長に就任
2006年(平成18年) 二代・一竹を継承
表裏:絹100% 縫製:手縫い
八掛の色:薄花桜色(一竹辻が花の文字入り紋意匠地)
※パールトーン加工済のタグが縫い付けられております。
身丈(背より) | 166cm (適応身長171cm~161cm) (4尺3寸8分) |
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裄丈 | 65.7cm(1尺7寸3分) |
袖巾 | 33.5cm(0尺8寸8分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 25.8cm(6寸8分) |
後巾 | 30.7cm(8寸1分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈75cm(1尺9寸8分) 袖巾37.5cm(9寸9分) 袖丈56.5cm(1尺4寸9分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、軽い格式のお茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、ご友人との気軽なお食事 など
◆あわせる帯 袋帯、フォーマル向けのデザインの綴れの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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