商品番号:1515996
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
なんとも贅沢なちぢみの涼感…
透ける素材感とやわらかみが魅力的。
染織の一大産地、十日町で生まれた「明石縮」着尺をご紹介いたします!
年々希少に、そして高額になりつつある上質な夏物。
シンプルモダンで、流行りすたりの無い柄行でございますので、
この機会、お見逃し無いようご覧ください。
【 お色柄 】
涼やかな白と灰色で市松模様を織りなし、、
その中に縞模様を織り成した、シンプルながら味わい深い趣き。
経緯とも、強撚糸による独自の技術、製法を用いておりますので、
清涼感のある独特の風合いがかもし出されております。
手に入りにくい盛夏のお着物の中でも、本当に丁寧に仕上げられたお品です。
【 明石縮について 】
特有の清涼感を持ち、美しく優雅で繊細な明石ちぢみは、
大正から昭和初期にかけて、一世を風靡したお着物です。
この明石ちぢみの技法の特徴は、緯糸に強い撚りを加え、
湯もみをして出す独特のシボと涼やかな薄地風にあります。
その薄く透けてシャリ感のある軽い地風から、
当時「蝉の翅(せみのはね)」と呼ばれ、
多くの女性達の旺盛なおしゃれ心を満たし、夏ものといえば明石と言われる程、 盛夏の一般的な外出着として定着していました。
現在は、新潟県十日町で織られ、
その素敵な生地風は、民謡にも語り継がれています。
「玉の汗にも縮まぬ 明石着れば透きます雪の肌 本場越後の十日町」
サラリとした地風に、軽やかな着心地をもつ明石ちぢみ。
しなやかでハリのある軽やかさをそのまま夏物にした生地は、
本当に、身にまとっていることを忘れてしまうほど。
着る者にも見る者にも、最高の涼感を運んでくれるお着物です。
【 十日町紬について 】
新潟県十日町で製織されている先染の絹織物。
経絣、緯絣などの技術を用いた緻密な柄が特徴で
絣、縞、格子をはじめ伝統的な柄から現代的な柄まで
多様な色柄のものがある。
絹100%
長さ約12.3m 内巾37cm(裄丈70cmまで)
◆最適な着用時期 6月下旬~9月上旬の盛夏
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 夏のカジュアルなパーティー、観劇、コンサート、行楽など。
◆あわせる帯 夏物の名古屋帯、洒落ものの袋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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