商品番号:1515659
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御岳組 糸竹(しちく/いとたけ)
御岳組は、平安時代後期に畠山重忠が武州御岳神社に奉納し、
現在は国宝に指定されている赤糸縅の大鎧の耳糸に使われているために名づけられた組み方です。
御岳組を応用し変化させた道明ならではの組み方です。
「糸竹」は箏・琵琶など弦楽器と笙・笛などの管楽器のこと。
徒然草に「詩歌に巧みに糸竹に妙なるは、幽玄の道」と記されており、
その優雅さを帯締めに表現した帯締めとのこと。
雅楽の妙なる音色を奏でるように、美しい帯締めです。
【 有職組紐 道明について 】
1652年(承応元年)創業
組紐づくりを生業とする老舗組紐処
江戸時代初期に上野池之端で糸商として創業。
江戸期には糸商として刀の下緒、柄糸などを
主に取り扱っていたが、明治維新後は帯締の専門店となり、
機械による量産という時代の流れに乗ることなく現在も
自社職人による手染め・手組みですべての組紐を製作、
職人的手仕事を守り続けている。
後進の職人の育成にも余念がなく、正倉院や
各地の古社寺が所蔵する組紐の歴史的名品の
調査研究と復元模造に取り組み、失われていた
多くの技術を解明。
日本の伝統色を基にした約180種類の「道明の色」とも呼べる
色彩の糸と、数十種類に及ぶ組み方の組み合わせで
バリエーション豊かな組紐の作品を展開している。
絹100%(金糸使用)
長さ約145cm(房含まず) 巾約1.0cm
切り房
◆季節 問いません
◆用途 礼装・洒落
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