商品番号:1514074
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
江戸幕府、11代目将軍の徳川家斉が好んでお召しになったことから
「高貴な方のお召し物」の意味でその名が定着した「御召」。
緯糸に3000回転以上のねじりを加えたねん糸を用い、
細かく美しいシボを感じる手触りに強いコシ、
裾さばきの良い凛とした着姿になるお着物でございます。
また、「織」のお着物の中では最も格が高く、
紋を入れていただく事で略礼装としての着用も可能でございます。
この度ご紹介させていただく【 西陣御召 】は名門の西陣織屋によって創作され、
センス良くお茶席やパーティー、ご挨拶の折など少し改まった場所から、
コンサート、お友達との会食、ショッピング、お稽古などカジュアルな場面まで
品良き着姿をお楽しみいただける事でしょう。
華やかな染めものとはまた別の奥深い魅力、そしてその着心地の良さ。
ぜひこの機会をお見逃しなく!
【 お色柄 】
シボの美しい御召というお着物。
その控えめな凹凸の有る生地は、光の屈折によって
上品で深みのある色合いを表してくれます。
地は雲井鼠色を基調に薄鼠色の糸で創作的に織り描かれた華意匠を
有識文様を模した幾何学文様で囲みました。
通年御召いただけるお柄でございますし、大変重宝のお品になることかと存じ上げます。
また、撥水の加工を施して雨コートとしてのお誂えもおススメでございます。
日光の下はもちろん、室内灯の下でもハッキリと分かる光沢感、
そして触れて納得の上質な触り心地。
帯合わせも様々に知的にも小粋にも、おキモノの表情をお楽しみいただける1枚です。
【 西陣御召について 】
特許庁地域団体商標登録(2007年3月)
京都市西陣地域に由来する製法により
京都市及びその周辺地域で生産された
先練り・先染めの糸を用いた御召縮緬織物
「御召機(おめしばた)」という専用の織機を用い
緯糸に御召緯(生糸を精練し先染めを行い
強い撚りをかけた強撚糸)を用いて織りあげた後、
湯に通して糊を落とし、幅を整えて仕上げる。
丁度小紋と紬の中間にあたる格の着物で、
男物の無地御召の場合は一つ紋を入れると茶席や
フォーマルなど略礼装として活用される。
御召も縮緬の生地比べると強撚糸を用いた
御召は湿気に弱く縮みやすいこともあるので、
取り扱いには注意が必要(ガード加工の推奨)。
現在では御召緯を使用しなくとも
西陣で織られた先染めの着物を「西陣御召」と呼ぶ。
絹100%
長さ13.5m 内巾38cm(最大裄丈72cm)
◆最適な着用時期 9月下旬~翌6月上旬の袷・単衣頃
3シーズンでお使いになるコートとしても
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出掛け、展示会、ご旅行、行楽など
◆あわせる帯 洒落袋帯、名古屋帯、半巾帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
[ 袷 ]
地入れ3,300円+※胴裏8,250円~+八掛8,800円+海外手縫い仕立て28,600円+ガード加工6,050円(全て税込)
[ 単 ]
地入れ3,300円+衿裏2,200円+海外手縫い仕立て28,600円+ガード加工6,050円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※こちらの商品は、雨などの水分に対して特ににデリケートな生地ですので、
お仕立ての際には、撥水加工されることをお薦め致します。
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