【日本工芸会正会員 大城一夫】 本場南風原花織九寸名古屋帯 手織 草木染 「花壇」 織の風合い豊かに 絣と花織で織り描く琉球の風土

商品番号:1513788

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【 仕入れ担当 岡田より 】

大城廣四郎織物工房主宰、日本工芸会正会員である
【 大城一夫 】氏の駒撚り糸を使用した風合い豊かな
帯地に花織にて味わい深いお柄を織り上げた
本場琉球南風原花織の九寸名古屋帯のご紹介です。

琉球絣の壁上布に比較すると、しっかりとした厚みと
シャリ感のある帯地に、一夫氏ならではの絣のデザインと
花織を組み合わせたお品。

やや透け感のある地風ですので、真冬以外の袷、
単衣、盛夏の時期にお締めいただけ、同じ琉球の染織品である
紅型や花織、琉球絣などの洒落着物をはじめ、他産地の
小紋や織のお着物とあわせて、奥行きを感じさせる
帯姿をお楽しみいただける事でしょう。


【 お色柄 】
やや薄手に織り上げられた、シャリ感とうっすらと
透け感のある黒紺と墨黒の混色地に、絣を込めた横段と
花織による幾何学的な草花のような浮紋が重ねて
織りだされております。

【 大城一夫について 】
日本工芸会正会員
大城廣四郎織物工房代表

父・大城廣四郎の意思を継ぎ、伝統の技を
守りながら、現在の感覚や素材でアレンジした
独特の作風の作品を発表。

【 経歴 】
1947年 大城廣四郎の長男として生を受ける
1981年 第33回沖展に琉球絣チョウバン四玉を出品
    初入選
1982年 第34回沖展にビックー五玉を出品
    奨励賞受賞
1983年 第35回沖展に総絣を出品 入選
1986年 第38回沖展にゴーマーイジン四玉藍染を出品
    奨励賞受賞
1988年 第40回沖展に駒織カズキ六玉を出品
    奨励賞受章 沖展準会員に推挙される
1992年 第27回日本西部工芸展に琉球絣花六玉草木染着物を出品
    入選
1993年 日本伝統工芸士認定
    沖展正会員に推挙される
    織物部門審査員
1997年 日本伝統工芸会準会員に認定
1999年 琉球絣および南風原花織保存会会長
2001年 沖縄県伝統工芸士会副会長
    琉球絣事業協同組合理事長就任
2009年 日本伝統工芸会正会員
2013年 沖縄県伝統工芸士会会長
2014年 経済産業大臣伝統工芸品産業功労者表彰


【 南風原花織について 】
経済大臣指定伝統的工芸品指定(2017年1月26日指定)
沖縄県伝統工芸品(1998年認定) 
 

沖縄県島尻郡南風原町を中心に生産されている工芸品。
裏表のない「両面浮花織」が主流で、ヤシラミ花織、
クワアンクワアン織り、タッチリーなど、産地独特の
名称があり、多彩な花糸で表現されるその模様は
美しく、図柄に立体感があり華やかな印象。
南風原花織では8枚ほど(多いものは10枚)もの
綜絖を順番に操作、図柄を浮かび上がらせるため
大変複雑で職人の腕が問われる。
喜屋武八織、照屋花織など独自の花織、
浮織の技法を確立している。
南風原花織の染色は、県内で採取される琉球藍、
福木、テカチ染等の植物染料を、化学染料については、
絹は酸性染料、木綿はスレン染料、反応染料、
直接染料が用いられる。

- 素材・サイズ

絹100%
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
こちらの帯は長尺ですので、仕立て上がりの長さを3.8mまでご指定いただけます。
※ご指定のない場合は弊社標準の約4.35mで仕立て上がります。
柄付け:お太鼓柄
おすすめの帯芯:突起毛綿芯
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。

【 付属証紙 】
経済大臣指定伝統的工芸品・南風原花織
沖縄県伝統工芸品之証
沖縄県織物検査済之証
製織:大城廣四郎織物工房・大城一夫

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 真冬を除くオールシーズン

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など

◆あわせる着物 小紋、織のお着物 など

長尺の帯ですので、長さをご指定下さい。
※ご指定のない場合は標準の長さで仕立て上がります。

★名古屋仕立て(税込10,450円※綿芯「突起毛芯」代含む)
胴に巻く部分から手先までを半分に折って縫製された仕立て方です。
お着付けの際に半分に折る必要がないので、楽に着付けることが出来ます。

★開き仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
半分に折らずに帯地と帯芯をかがって仕立てます。
胴回りをご自身の好きな巾で結ぶことができます。

★松葉仕立て(税込13,750円※綿芯「突起毛芯」代含む)
手先の部分だけを半分に折って縫製された仕立て方です。
胴回りは折らずに仕立ててあるのでご自身の好きな巾に調節することができ、
かつ手先は半分に折っているので楽に着付けをすることが出来ます。

※開き仕立てと松葉仕立ては縫製の関係上帯芯が見える状態です。
着用時には見えませんので問題はございませんが、気になる方は+1,650円で裏地を付けることもできます。
ご希望の方は、「モス裏地付き」のお仕立てをお申し込み下さい。

九寸帯を直接お仕立てされる方はこちら
【突起毛綿芯】名古屋仕立て
【突起毛綿芯】開き仕立て/松葉仕立て(裏地なし)
【突起毛綿芯】開き仕立て/松葉仕立て(モス裏地付き)


撥水加工をご要望の場合はこちら
(ガード加工 帯)
(パールトーン加工 九寸帯)


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