商品番号:1512923
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京の有名染匠、白木染匠による特選京手描友禅訪問着をご紹介いたします。
【仕入れ担当 吉岡より】
スッキリとした構図に品の良い配色で浮かぶ意匠美に惹かれ、
昔ながらの京友禅の本流を受け継ぐ、白木染匠さんの作品を入荷致しました。
各有名百貨店などでも、名前こそ出すものではございませんが、
この染匠さんの別誂品なども多く販売されております。
無地場を活かした、控えめな構図の一枚ですので
コンサートや観劇、パーティーなど一片の趣味性を添えて装うお席にもお薦めです。
親子代々、末永く、正統派の手仕事の友禅美を是非ご堪能くださいませ。
【色・柄】
絹地には、丹後ちりめんの特選駒無地を用いました。
手にとってすぐに分かる確かな重みとキメ細やかな風合い…
角度によって絹艶の光沢が感じられ、染め色を美しく発色させる上質絹布です。
地色は、明るい黄色を基調として、
淡い色使いの「春秋花丸文」を描きました。
一つ一つの花葉を彩る彩色の美しさと、
上前にはふっくらとした絹糸刺繍も施して…
モダンで確かな存在感のある着姿を印象づける色彩美が印象的な一枚です。
可憐な気品溢れるその面持ちは、これぞ京友禅といった仕上がりでございます。
【 白木染匠について 】
京友禅の染匠
1960年(昭和35年)4月創業
京都工芸染匠協同組合所属
江戸時代の小袖・「御所解」、「茶屋辻」、
「吉祥文様」の研究追求をライフワークとし、
先人達の衣裳を「心の師」として、「不易流行」を
座右の銘に流行にとらわれる事なく創作古典の作品を
製作し続けている。
【 沿革 】
初代・白木周一が、四大染匠の一つでる
老舗・沢渡源兵衛商店に、1927年より奉行に上がり、
1940年独立、暖簾分けを許された。
その後、七七禁礼や太平洋戦争により休業。
1951年染匠業を再開。
初代死去に伴い、妻の正子が継承し、1960年4月に
有限会社白木商店を設立。
以後、白木周生と白木成司が共同経営し1977年1月に
株式会社白木染匠となる。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
たち切り身丈185cm(背より身丈170cmまで) 内巾37.5cm(裄丈71cmまで)
白生地には丹後ちりめんの特選駒無地を使用しております。
◆最適な着用時期 10月~翌5月(袷の季節)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン お茶席、披露宴、式典、お付き添いなど。
◆あわせる帯 袋帯
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
お仕立て料金はこちら
解手のし6,050円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込)
※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、
堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
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