商品番号:1512828
【 仕入れ担当 岡田より 】
美しい花織の凹凸ある表情をお楽しみいただける
特選首里花織、その首里織で名高き故:大城志津子氏に
師事された、米須幸代氏、新垣みどり氏の両名で開設された
【 あや工房 】、米須幸代氏による落ち着いた彩りの
花織のお着物でございます。
花織の意匠が浮き沈みする、無地感覚のデザインの
光沢のあるお品で、帯合わせで印象がかわりますので、
同じ琉球の産地の紅型や花織、絣などの帯や、洒落袋帯、
西陣をはじめとするカジュアルむきのデザインの名古屋帯、
染帯などとあわせて、カジュアルシーンにその織の表情を
お楽しみいただける事でしょう。
【 お色柄 】
琉球の織物としては珍しい、かなりおさえた
グレー地に、苦色(にがいろ:わずかに緑みがかかった、
サンドベージュ系のお色)のみの配色で、横方向の
立湧のような浮織による凹凸が浮き沈みしております。
【 商品の状態 】
やや使用感はございますが、中古品としては
おおむね良好な状態でございます。
お目に留まりましたらお値打ちに御召くださいませ。
【 あや工房について 】
首里織で名高い大城志津子に師事、
同学の米須幸代(こめすさちよ)、新垣みどりが
開設した沖縄県の首里織物工房。
自生する天然の染料で糸を染め上げ、天日干しでの
退色と染色を繰り返し手間をかけてつくられる。
【 首里織について 】
1983年(昭和58)国の伝統的工芸品に指定
「首里の織物」として沖縄県の重要無形文化財にも
指定を受けている。
琉球王国の城下町として栄えた首里の地で
織り継がれてきた絣織物と紋織物の総称。
分業せずに全工程を手作業で一貫して生産する
少量多品種の形態を取っている。
首里花織(ハナウイ)・道屯(ロートン)織、
花倉織、ムルドゥッチリ、手縞(てじま)、
煮綛(ニーガシ)芭蕉、花織手巾(ティサジ)
がある。
特に花倉織と道屯織は、首里王府の城下町として
栄えた首里のみで織られる王族や貴族専用の織物で、
花倉織は先染め紋織物、黄地、水地、紺地などの
無地や濃淡の配色が主流。
道屯織は琉球王朝時代には男性衣として用いられたが、
現在では着尺帯や小物類に使用されている
表裏:絹100% 縫製:手縫い
◆八掛の色:深川鼠・無地
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
身丈(背より) | 162.5cm (適応身長167.5cm~157.5cm) (4尺2寸9分) |
---|---|
裄丈 | 66.5cm(1尺7寸6分) |
袖巾 | 34cm(0尺9寸0分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 27cm(7寸1分) |
後巾 | 31cm(8寸2分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 裄丈69cm(1尺8寸2分) 袖巾35.5cm(9寸4分)
※目視での縫込みの確認による概算となります。詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 洒落袋帯、カジュアル向きのデザインの名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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