商品番号:1511434
(税込)
【仕入れ担当 岡田より】
帯にきものと、代々皇室御方々の衣装などを手がけてきた、
北出与三郎氏率いる北出工芸の
高級感あふれる特選品を仕入れてまいりました。
新品ではまずご紹介のない作品です。
御仕立て上がりならではの価格ですので、
お目に留まりましたら是非ともお見逃しなく!
【色・柄】
金糸をふんだんに織り込んだ帯地。
意匠には「連翠松菱吉祥文」と銘打たれた、
菱の枠取りに松菱を込めた意匠が織りなされました。
西陣織の中でも特に高度な束錦織の技術と
独自の箔使いにより精緻に織り上げられ、
繊細な意匠を施し、独特の世界観を表現いたしております。
帯、着物を知り尽くした北出与三郎氏ならではの仕上がりといえましょう。
また本品は高級品の代名詞とも言える本袋帯。
本袋帯と縫い袋帯を並べて見比べていただきますと、すぐにお分かりかと思います。
その違いは、帯の両端、つまり耳の厚みでございます。
これこそが本袋帯の一番の特徴で、縫い袋帯の半分の厚みですので、
薄く綺麗にたたむことができます。
またお太鼓結びに締めていただくと、耳付きが薄いので、
前・横から見ていただいた時にお太鼓が大変綺麗に映ります。
あらゆるフォーマルシーンにコーディネートしていただける作品。
長く愛せる良き一本をお探しの方に、心よりおすすめいたします。
是非この機会をお見逃しないように、よろしくお願い申し上げます。
【商品の状態】
着用済のお品として仕入れてまいりましたが、
僅かに着用跡、たたみジワがある程度で、
すぐにお使いいただける状態でございます。
お手元で現品をご確認の上、存分にご活用くださいませ。
【 初代 北出与三郎について 】
皇室献上作家
1905年 福井県生まれ
初代北出与三郎は40年にわたって
100枚以上の着物を皇室に収め続け
皇室御用達の作家として活躍。
1959年に時の皇后陛下の御紋服、翌1960年に
当時の皇太子妃であった美智子様の御紋服を献上。
皇室の式典や園遊会の際に欠かせない作家として
篤い信頼を受ける。
2000年に初代は死去したが、現在は
息子である2代目・北出与三郎が
創作活動を続けている。
【 二代 北出与三郎 】
1938年 京都市下京区に生まれる
1952年 京都大丸で絵画部門にて特選
以後、堀川高校在籍中「京展 油絵部門」にて多数入選
1955年 染織工芸家の父・北出与三郎に師事
1959年 父・北出与三郎と共に時の「皇后陛下」の
ご紋服のご注文を承り創作にあたる。
1960年 前年に引き続き「美智子妃殿下」のご紋服も創作にあたる
1961年 一方付色付け下げ発表
1986年 伊勢榊染め発表
1987年 北出工芸社長に就任
以後も随時、園遊会・海外のご訪問の際等に
御用を賜り今日に至る
2002年 二代目与三郎 襲名
絹100%・金属糸風繊維除く 長さ約4.35m
柄付け:六通柄
耳の縫製:本袋のためございません
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン 結婚式・披露宴へのご参列、式典、初釜、パーティー、ご挨拶、
ご入卒・七五三のお付き添い、音楽鑑賞、観劇など
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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