商品番号:1507540
(税込)
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本結城の中でも希少な九寸名古屋帯のご紹介です!
【仕入れ担当 吉岡より】
シンプルを極めた、素敵な配色の一条を入荷致しました!
ふっくらとした軽い帯地の風合いを存分に楽しんで頂ける九寸名古屋帯です。
結城三代といわれる様に、母から娘、また次の世代へと締めていただける帯。
何度も何度も繰り返し結んでも、シワにならない復元力と丈夫さ。
一度締めたら着崩れず、締めていることを忘れるほどの締め心地の軽さ。
丁寧に丁寧に、日本一の手間暇と労力をかけて紡がれる結城紬の糸。
締めて大切に使えば使うほど味わいが増して、生まれる本物の風格。
過去、現在、未来、何十年経っても変わらない確かな価値がここにございます。
締め心地がしっかりと気持ちよく、日常を心浮き立たせるようなカジュアルな芸術品。
お着物とのお色味の相性も合わせやすく、普段着の重宝帯になっていただけます。
ご紹介できる機会も滅多とございません。
希少なひと品、当然ですが現品限りでございます。
どうぞお見逃しなく!
【色・柄】
本場結城紬の希少な九寸帯でございます。
着尺よりも細めの糸を用いて織り上げられており、
フワリと空気を含んだかのような地風がございます。
ナチュラルなサンドベージュを基調として、
シックな黒を加えて一面に間道柄を浮かべた帯地。
たれ先からお太鼓、前柄まで緯糸に絣糸を加え
「網代間道」の柄が織り成されました。
確かな風合いや手触り・節感で分かる、
結城ファンにはたまらない作品に仕上がっております。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召し頂ける状態でございます。
【 結城紬について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1977年3月30日指定)
平織と縮織が茨城県無形文化財に指定(※1953年)
文部科学大臣指定重要無形文化財総合指定(1956年)
ユネスコ無形文化遺産への登録認定(2010年)
茨城県・栃木県を主な生産とする絹織物
茨城県西部の結城市と隣接する栃木県
小山市などで製織されている。
結城郡の旧石下町(現・常総市)にも
「いしげ結城紬」があり、手織のほか機械織
(力職機)による製織、糸も真綿手つむぎ糸、
石下の手紡糸、撚糸工場の強撚糸など様々である。
平織と縮織の2種類があり、現在の結城紬は
撚りのない糸を経と緯に使用する平織が主流で、
全体の約97%を占めるが、かつては横糸に
強撚糸を使い表面がちりめん状に仕上げられた
縮織が主流であった。
戦後昭和中期頃は縮織が結城紬全体の
約9割を占めていた。
元来は堅くて丈夫な織物であったが、絣の
精緻化に伴い糸が細くなってきたため、
現在は「軽くて柔らかい」と形容されることが多い。
本結城の工程は国の重要無形文化財で
「本場結城紬」は地域団体商標に登録されている。
【 歴史 】
1865年 初めて絣の結城紬が制作される
1873年 ウィーン万国博覧会出品
1953年 平織と縮織が茨城県無形文化財に指定される
1956年 4月24日重要無形文化財指定(平織のみ)
同時に従事者6名が技術保持者に認定
1961年 結城市を中心とした各市町村により
財団法人重要無形文化財技術保存会設立
1974年 NHK朝の連続テレビ小説で放映された
『鳩子の海』で一部結城市が舞台となり、
結城紬の知名度が高まる。
1976年 技術保持者6名の認定解除
保持団体の認定に変更
171名で本場結城紬技術保持会設立
同会が重要無形文化財「結城紬」の
保持団体として認定
1977年 3月30日経済産業指定伝統工芸品承認
結城紬伝統工芸士認
(この年の認定者は染2名、絣くくり6名、織り6名)
1986年 栃木県伝統工芸品
1988年 茨城県郷土工芸品の指定を受ける
2004年 品質検査の際に重要無形文化財の指定要件を
満たしていない反物にも「重要無形文化財指定」証票が
不正交付されていたことが明らかになり文化庁が保存会に
改善を指導
2005年 6月3日分の検査合格品より全反物が
「重要無形文化財」表記のない証票へと変更
2010年 ユネスコ無形文化遺産リストに登録。
2014年 小山市市職員「紬織士」の採用制度開始
絹100% 長さ約3.5m(やや短尺)
六通柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、カジュアルパーティー、街着、ランチ、女子会など
◆あわせる着物 小紋、お召、織りのお着物
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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