【仕入れ担当 吉岡より】
御召作品を多く創作されていらっしゃる織元さんですから、
お好きな方でしたらきっとご存知のことでしょう。
享保の時代より延々と続く染と織りの名門・宮繍苑。
その八代目にあたる女流作家・里葉は、染織の歌人とも呼ばれております。
その卓越した技と磨かれた感性は、他の追随を許さない独自の世界を作り上げています。
その里葉氏率いる宮階織物よりハイセンスな一条をご紹介致します。
お目に留まりましたら、どうぞご検討くださいませ。
【色・柄】
さらり軽やかな織味。
穏やかな黄唐茶色を基調とした地は
市松の構図で透け感のあるよう織り上げた紋紗地。
奥からも文様が浮かび上がるように、生地を合わせて織り上げました。
意匠には、この市松の構図に合わせて「松・梅」の柄が込められ
奥から透ける生地に「竹」模様を加えて
帯として「松竹梅」模様が浮かぶように織り上げられました。
実に洒落た印象に仕上がっております。
着尺と同様にさらりとした軽やかな手触り、そして絹の光沢。
全通で織り上げられた意匠美は、
おしゃれな装いの和姿をどこまでも広げてくれることでしょう。
真夏以外の単衣、袷の季節にシーンやお着物に合わせて
幅広くお締め下さいませ。
【商品の状態】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.35m
西陣織工業組合証紙No.1947 宮階織物謹製
耳の縫製:袋縫い
全通柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、お出かけなど
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、御召
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
この商品を見た人はこんな商品も見ています