“掲載8日迄！” 【片山健翠】 特選手織りすくい織紬訪問着 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「鳥獣戯画」 風雅なハイセンス逸品。 都会派の方へ。 身丈153　裄66.5

【　仕入れ担当　中村より　】
ハイセンスなお品を仕入れて参りました！
一織一織、丁寧に丁寧に創作されたすくい織紬訪問着のご紹介。

手間ひまとこだわりが込められた逸品です！
もちろん数あるお品ではございませんし、
よくある紬の白生地にお柄を染め上げたものでもございません。
正真正銘すべて「織り」で表現された意匠美を是非ともご堪能くださいませ。


【　色柄　】
しゅっとしなやかな紬地。
ところどころに浮かび上がる節糸は、
風合いに味を出すとともに、お色にも繊細な濃淡を醸しだします。

こっくりと深い黒を基調として…。
その地に織りなされたのは風雅な鳥獣戯画の模様。
すくい織りの技法によって、人の手を持って丁寧に織りなされました。
洒落味のなかに女性らしい品の良さを存分に感じて頂けることでしょう。


【　すくい織り　】
経糸(たていと)を張った状態で下絵を置き、
それに沿って杼(ひ)を用い、緯糸(よこいと)で
模様をすくいわけて織り上げる技法です。

綴織りとよく似ていますが綴織りの場合は、
緯糸で経糸を隠してしまうのに対して、
すくい織りでは経糸を隠さず緯糸との混色で意匠を表現しております。


【　片山健翠　プロフィール　】
1948 　 京都市に生まれる。
1966 　 学卒後、西陣織の名門に入社。織物の技術を取得後、意匠の研究開発を手がけるとともに、数々の作品を発表する。
1995 　 京都織商の大会において、京都府知事賞受賞。
1996 　 西陣織物大会において、通商産業大臣賞受賞。
1998 　 設立と共に西陣・伝承の職人匠びとの技を凝縮した作品「織百趣」を発表。
2003 　 京都ユネスコ協会維持会員