商品番号:1504413
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
200年の歴史を遡り、今に蘇る…
創業は文化元年という京の老舗、
菱屋善兵衛よりまたとない特選品を仕入れて参りました。
流通の少ない紬地を用いた逸品のご紹介です。
未仕立て新品では高額で取引されておりますが
お仕立て上がりにて本当にお値打ちに仕入れが叶いました。
どうぞお見逃しないようご覧下さいませ。
【 お色柄 】
節感浮かぶしなやかな紬地。
ナチュラルなアイボリーの地には、
落ち着いたお色使いにて創作性溢れる円文を一面に織りなしました。
古典を踏襲しながらもどこかモダンな要素も感じさせる独特のデザインセンスは
古代裂地の復刻を得意とする菱屋さんならではの仕上がりでございます。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
うっすらと畳皺がございますのでお届け前にプレス加工をサービスいたします。
【 菱屋善兵衛について 】
江戸後期の文化期、京都西陣に「菱屋善兵衛」の屋号で創業した【木野織物】。
初代・木野善八氏の跡を継いだ善兵衛氏が、
当時西陣で盛業を誇った「菱屋」に奉公し織物業のイロハから修行、
菱屋善兵衛を名乗って「菱善」ののれんをあげました。
当代で八代目を数える、西陣老舗の織元です。
【 菱屋善兵衛(木野織物)について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.320
1804年(文化元年)創業
「菱屋善兵衛」を屋号とする西陣の老舗機屋。
現在、所蔵する古代裂地を復刻した袋帯を中心に、
西陣お召しなど時代に合った商品を提供している。
尾張国から入洛した木野善八(1806年没)が
初代とされ、現社長である木野善之で八代を数える。
二代目善兵衛が江戸後期に西陣の機業を二分していた
菱屋に入って織物業を習得、独立して菱屋善兵衛を
名乗り、1804年に創業した。
創業当時から帯地の他に相撲の化粧廻しも製織していたが
四代目以降は帯地のみに専心、ジャガード機を導入して
設備を整え、繻珍の丸帯を多く製織していた。
五代になると積極的に各種の帯を手掛け、一時は絽の
丸帯のみを作り、『絽ならば木野』とまで言われた。
大正期の経済恐慌で大きな痛手をおったものの、
1948年に後を継いだ六代目が堅実な経営と良い商品を
安く提供するをモットーにものづくりを続け、八代目の
現在に至る。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維除く)
長さ約4.6m (長尺)
西陣織工業組合証紙No.320 木野織物謹製
耳の縫製:袋縫い
六通柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 音楽鑑賞、観劇、お食事、お出かけなど
◆合わせるお着物 色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワが付いております。この点をご了解くださいませ。
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