商品番号:1504053
【仕入れ担当 吉岡より】
西陣屈指の名門【桝屋高尾】高尾弘氏による傑作袋帯のご紹介でございます。
ハイクラスなひと品を入荷いたしました。
本品は、大変稀少な「夏のねん金綴錦」帯です!
軽やかな織り口と、ねん金綴錦の煌く魅力を併せ持った稀少な一条…
どうぞお見逃し無く!
【色・柄】
「輪空文」-
清雅な白色を基調とした帯地には、淡い藤色の横段ぼかしを加え
涼やかな透け感もある軽やかな風合い。
金銀色のねん金糸を巧みに織り込み、
水玉模様とほんのりと広がる波紋を表しました。
艷やかな帯地からも、銀糸がキラリと映える…
存在感のある夏のフォーマル逸品です。
訪問着、付下げや紋付色無地などとのコーディネートで、
高雅で涼感のある女性の気品を演出してくれることでしょう。
まさに一生もの、代々しっかりと受け継いでいただける逸品でございます。
どうぞこの機会にお手元にてその比類なき存在感をお楽しみ頂ければ幸いです。
【 桝屋高尾について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.277
1960年(昭和35年)創業
徳川美術館の裂を復元した後、研究考案された
『ねん金綴錦』と、芯糸に色糸を使った『彩ねん金』は、
東洋の繊細な金糸の美しさと西洋の金属の豪華さの
両方の特色を併せ持った織物として内外から高く
評価され、桝屋高尾の代名詞ともいえる作品である。
【 沿革 】
1935年 高尾弘(ひろむ)京都・西陣に生まれる。
16才で父・髙尾源之助を亡くしてからは伯父である
髙尾菊次郎に師事、西陣織の伝統の中でその技術と
感性をひたすらに磨き、1960年に株式会社桝屋髙尾を
設立した。
タレ先には高尾弘の『弘』が織り込まれている。
※2016年3月に高尾朱子による新作発表会が
京都にて行われ、この会以降タレ先に従来の
「弘」ではなく「桝源」と織り込まれている。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹80%以上 指定外繊維(和紙)・ポリエステル20%未満
長さ4.35m(お仕立て上がり時)
桝屋高尾謹製
特許庁の実用新案登録証がついております。
耳の縫製:かがり縫い ※おすすめ帯芯:夏綿芯
◇六通柄
◆最適な着用時期 6月~8月(夏前の単衣から盛夏にかけて)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません。
◆着用シーン パーティー、式典、コンサートなど。
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地、小紋
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