商品番号:1503709
(税込)
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【 仕入れ担当 田渕より 】
目を惹くデザイン、他とは一線を画する個性。
日展作家、高久尚子氏による絽塩瀬九寸帯のご紹介でございます。
父である高久空木(たかくくうぼく)氏の作風を受け継ぐひと品。
弊社でも滅多とご紹介がございません。
お目に留まりましたらどうぞご覧くださいませ。
【 お色柄 】
さらりとしなやかな塩瀬の地。
まろやかなオフホワイトの地に花意匠を
ろうけつ染めにて表しました。
線のない意匠がどこかはんなりとした雰囲気を放ち、
上品で大人の印象を放つ一枚に。
お背中から凛とした和姿を演出してくれるでしょう。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【 高久尚子について 】
『染色は工芸であり、工芸は使ってこそ」と考え帯の制作に情熱をそそぎ、
「帯の空木」と呼ばれた染色作家、故:高久空木(くうぼく)氏。
空木氏は、ろうけつ染のなかでも堰出しという技法を用い、
ブラックやマティス、ピカソなどのキュビズムに影響を受けた色彩感覚と
簡略化された形で絵画のように染め描かれております。
父である空木氏の助手を務め、その作風を受け継いだのが
今回ご紹介させていただく高久尚子氏。
父への敬意を込め、まだまだ精進すべきという思いから、
「空」と「木」の間に「・」を入れて「高久空・木」と名を継ぎ
制作を続けられております。
【 蝋纈(ろうけつ)染について 】
模様部分を熱で溶かした蝋で防染し染色する伝統的な染色法である『蝋纈(ろうけつ)染め』は、
古くは正倉院宝物に見られるなど、日本古来から伝わる染色技法です。
『蝋纈(ろうけつ)染め』の特徴として 、蝋を含ませた筆で描くので墨書きと同様に、筆の温もりある味わいのタッチが得られること、何度も重ね描くことにより、立体感が表現できることがあります。
また、描いた生地を染める際に入るひび割れによって染料が滲み、なお一層染めの奥深い魅力となって現れます。
絹100%
長さ約3.65m
お太鼓柄
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン お茶席、お稽古、芸術鑑賞、観劇、お出かけ、お食事、ご旅行など
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、織の着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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