商品番号:1502954
(税込)
【 仕入れ担当 田渕より 】
繊細かつ上品に…
絞りによる味わいある輪郭線に、濃淡ある彩りが生み出す陰影…
日本工芸会正会員・小倉淳史氏による
塩瀬地の九寸名古屋帯をご紹介いたします。
京の染色工芸を代表する小倉家。
100年以上の歴史を持ち、初代・小倉萬次郎は、
明治・大正の友禅界を代表する一人として活躍いたしました。
その小倉家五代目、小倉淳史氏による逸品でございます。
鮮やかな彩りが美しい作品です。
是非ともお手元でご覧くださいませ。
【 お色柄 】
ぽってりと肌を滑る塩瀬の帯地。
その地をパッと明るい萌黄色に染めて、
絞り染めとカチン染めで描き出された遠山霞に辻ヶ花のお柄。
その絞り特有のまろやかな色彩の境界、繊細で気品漂う佇まい…
風情漂う面持ちに仕上がっております。
地色に沿いつつもぱっと冴える色彩。
一層素晴らしい染め上がりを感じさせる秀作品でございます。
付下げや色無地、小紋、織のお着物とのコーディネートで趣ある装いをご堪能ください。
よきものをお探しの方にお届けいたします。
どうかこの機会をお見逃しなくお願いいたします。
【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
たたみ皺がございますのでお届け前にプレス加工をサービスいたします。
【小倉淳史氏について】
小倉淳史氏の父、小倉建亮は小倉家の四代目として友禅染を学び、
独自の作風を完成させる為に義母の実家で絞り染を学び、
遂に「絞り染の小倉」、「辻が花の建亮」として名をなしました。
小倉淳史氏は建亮氏の長男でいらっしゃいます。
1946年 京都に生まれる。
1973年 第10回伝統工芸染織展に初入選その後入選、入賞多。
1984年 NHKの依頼で、国友家の家康小袖を復元。
1988年 NHKの依頼で、徳川美術館の家康小袖二領を復元。
1999年 京都国立博物館の依頼で辻ケ花小袖を再現。
これまでに、東京・大阪・京都・パリで作品展を開催。
今年秋にはドイツにて作品展を予定。
現在、日本工芸会正会員。
絹100%
長さ約3.65m
お太鼓柄
※開き仕立て(裏地付き)
※パールトーン加工済
◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 観劇、音楽鑑賞、お食事、街着など
◆あわせる着物 付下げ、色無地、小紋、織のお着物など
※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。
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