商品番号:1502063
(税込)
【 仕入れ担当 戸高より 】
今となっては貴重な、手織りによって織り上げられた
綴れ織八寸帯のご紹介です。
織り上げたのは名門【 河村織物 】。
百貨店や専門店での取り扱いが多く、皇室御用達…。
おきもの好きの方であれば「河村つづれ」の名を
お聞きになったことは少なくはないでしょう。
手織り技と洗練されたセンスで、
江戸・慶長より続く老舗機屋さんでございます。
西陣帯のほとんどが機械織の量産品であるなか…
「手織り」という伝統の技を守り抜く西陣匠の心意気。
こだわり続けた伝統技術の賜物、
さらりとコーディネートいただきやすく、現代的でハイセンス。
人気の高いお品を厳選して、特にセンスに優れた一条を仕入れて参りました。
このひと品をお持ちいただければ間違いございません!
ぜひご検討くださいませ!
【 お色柄 】
銘[ 唐草 ]
上品な風情を浮かべた綴れ地はシックな雰囲気の灰鼠色で織り上げて。
お柄にはヱ霞を背景に華唐草の意匠を織り上げました。
光の粒を描くように銀彩で表現されたヱ霞、
唐草は空に浮かぶ雲の流れをあらわし、
ぷっくらとした花意匠はエレガントな色彩で優美に織り成されています。
帯を知り尽くした名門、ならではの確かな出来栄えです。
現代シーンに映える意匠をお手元でお楽しみください。
【 河村織物について 】
西陣織工業組合所属
西陣織工業組合証紙はNo.46
手織りの技と洗練されたセンスで、
江戸慶長より続く老舗の機屋。
西陣袋帯のほとんどが機械織の量産品である中、
「手織り」という伝統の技にこだわり、
先見の目をもって中国進出のさきがけとなった。
帯の他にも寺社仏閣の神服や能装束、皇室御用達の
織物を製織している。
「河村つづれ」が商標登録されている。
【 沿革 】
1959年 会社設立
1962年 手織紋つづれ 生産開始
1976年 三笠宮殿下御夫妻 玄琢工場御見学
1978年 中国進出 明つづれ帯・刺繍帯 生産開始
1987年 中国 手織工場建設 生産開始
1990年 天皇陛下即位の礼・美智子皇后陛下袋帯ご使用
国立能楽堂に能装束寄贈
1991年 大相撲(化粧回し 行司衣装)製造開始
幕内行司 木村光彦氏に行司衣装寄贈
1998年 京都祗園八坂神社 御神服復元奉納
1999年 神戸生田神社 舞楽衣装一式奉納
2002年 天皇皇后両陛下東欧訪問・皇后陛下着用ドレス製作
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹100%(金属糸風繊維以外)
長さ約3.6m(お仕立て上がり時)
河村織物謹製
太鼓柄
◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
5月下旬~6月、9月~10月上旬の単衣頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 入卒式、パーティー、初釜、音楽鑑賞、観劇、お食事会など
◆あわせる着物 訪問着、付け下げ、色無地、小紋など
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