商品番号:1501806
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【 仕入れ担当 中村より 】
このお柄、お好きな方が必ずいるかと思います。
古代伝統に基づいてあらわされた一枚の絵画のような迫力…
西陣の織りどころより、細密細緻に織り上げられたひと品をご紹介いたします。
名画から感じられる、素晴らしい風情をお楽しみください。
お手元でご愛用頂けましたら幸いでございます。
お見逃しのないようお願いいたします。
【お色柄】
帯地の質感はしなやかでいて密。
圧倒的な煌めきを放つ金色の帯地は、
光の加減で表情を変え、意匠に奥行きを演出致します。
その凛とした風情の帯地に織描きだされたのは「風神雷神図」。
かの俵屋宗達が描き出した、力強い風神雷神の意匠が
細緻に織り出され、無地場にも余韻を感じさせる仕上がりとなっております。
【 琳派・風神雷神の帯 】
日本美術史上、桃山末期からおよそ350年間
にわたり燦然たる輝きをはなつ琳派芸術。
その創始者、俵屋宗達の筆によると伝えられる「風神雷神」は、大胆な構成と絢爛たる装飾性をもって、宗達の最高傑作であるといわれています。
「風」を神格化したものが風神、「雷」を神格化したものが「雷神」、
黄金に輝く空間に墨と濃彩で生き生きと描かれ、
自然への畏敬と除災を祈る神として表されています。
この帯は、神々しき名画を千八百織の細密織と工芸箔使いにより帯に表現し、
時を越えて人の心を魅了する斬新にして創意あふれる琳派芸術の真髄を京都西陣伝統の技と心で創作致しました。
風神雷神の霊験によりご愛用賜る方の厄除け招福を祈念致し、謹んでお届け申し上げます。
【 西陣織について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で
生産される先染の紋織物の総称。
起源は5〜6世紀にかけて豪族の秦氏が
行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に
大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に
最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の
大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を
導入した事でこれまで使用されてきた空引機
(高機)では出来なかった幾多の織物が
産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で
企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、
金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの
一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に
作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように
ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる
「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、
「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、
「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」
「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、
「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、
国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の登録商標である。
絹80% レーヨン10% ポリエステル10%
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No2349 橋本清織物 謹製
耳の縫製:かがり縫い
おすすめ帯芯:綿芯
六通柄
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
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