【 仕入れ担当 中村より 】
このお柄、お好きな方が必ずいるかと思います。
古代伝統に基づいてあらわされた一枚の絵画のような迫力…
西陣の織りどころより、細密細緻に織り上げられたひと品をご紹介いたします。
名画から感じられる、素晴らしい風情をお楽しみください。
お手元でご愛用頂けましたら幸いでございます。
お見逃しのないようお願いいたします。
【お色柄】
帯地の質感はしなやかでいて密。
圧倒的な煌めきを放つ金色の帯地は、
光の加減で表情を変え、意匠に奥行きを演出致します。
その凛とした風情の帯地に織描きだされたのは「風神雷神図」。
かの俵屋宗達が描き出した、力強い風神雷神の意匠が
細緻に織り出され、無地場にも余韻を感じさせる仕上がりとなっております。
【 琳派・風神雷神の帯 】
日本美術史上、桃山末期からおよそ350年間
にわたり燦然たる輝きをはなつ琳派芸術。
その創始者、俵屋宗達の筆によると伝えられる「風神雷神」は、大胆な構成と絢爛たる装飾性をもって、宗達の最高傑作であるといわれています。
「風」を神格化したものが風神、「雷」を神格化したものが「雷神」、
黄金に輝く空間に墨と濃彩で生き生きと描かれ、
自然への畏敬と除災を祈る神として表されています。
この帯は、神々しき名画を千八百織の細密織と工芸箔使いにより帯に表現し、
時を越えて人の心を魅了する斬新にして創意あふれる琳派芸術の真髄を京都西陣伝統の技と心で創作致しました。
風神雷神の霊験によりご愛用賜る方の厄除け招福を祈念致し、謹んでお届け申し上げます。
絹80% レーヨン10% ポリエステル10%
長さ約4.35m(お仕立て上がり時)
西陣織工業組合証紙No2349 橋本清織物 謹製
耳の縫製:かがり縫い
おすすめ帯芯:綿芯
六通柄
◆最適な着用時期 袷(10月~翌年5月)
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン パーティー、音楽鑑賞、観劇、お食事会、付き添いなど
◆あわせる着物 訪問着、付下げ、色無地など
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