商品番号:1500148
(税込)
【仕入れ担当 竹中より】
貝紫で染め上げた糸を用いた刺繍が味わい深い、
特選色留袖のご紹介です。
訪問着仕立てです
貝紫の醸し出す紫色の気品と繊細な世界に圧巻…
生地から染に至るまでお着物を少しわかる方でしたら、
すぐに良きものとお分かりになられるでしょう。
どうぞお見逃しないよう、ご覧下さいませ。
【状態について】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
仕付け糸もついたままの
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。
【お色柄】
しっとりと肌にやわらかく、それでいてさらりとなめらかな駒無地を
薄藤色に染め上げ 丁寧な友禅にて
金彩の霞に七宝雲や松菱 祝菱などを散らし
それらを背景に牡丹や菊 梅 桜 桐などの草花紋を
描きあげました
そしてそここには
貝紫による刺繍がほどこされ
着姿を引き締めるとともに高級感ただようお一品に。
品格感じる貝紫による刺繍花。
自然が表現されたかのような、素晴らしくあたたかな彩りが織りだされた一品です。
高貴にして上品、また洒落味ある着姿を演出してくれることでしょう。
帯合わせも自由自在に、無限の可能性を感じさせてくれます。
【貝紫染について】
貝紫、それは「帝王紫」とも呼ばれ、
古くから高貴な色として珍重されてきたもの。
その高貴な彩りと希少性より古代ローマでは、
シーザーやクレオパトラなど、高貴な位の者たちしか
使用が許されなかったことから帝王紫と呼ばれる幻の染料です。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
表裏:絹100% (縫製:手縫い)
一つ縫い紋入り 笹竜胆
※ガード加工済み
身丈(背より) | 157.5cm (適応身長162.5cm~152.5cm) (4尺1寸6分) |
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裄丈 | 69.3cm(1尺8寸3分) |
袖巾 | 35.2cm(0尺9寸3分) |
袖丈 | 49cm(1尺2寸9分) |
前巾 | 23.8cm(6寸3分) |
後巾 | 29.5cm(7寸8分) |
【裄丈のお直しについて】
概算ではございますが、以下の最長裄丈までお出しできるものと思われます。
≪最長裄丈≫ 現状が最大寸法です。
詳細はお気軽にお問い合わせ下さいませ。
袖丈は52.2㎝(1尺3寸8分)までおだしできます
◆最適な着用時期 10月~11月頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、お付き添い、パーティー、お食事会など
◆あわせる帯 袋帯、綴れ名古屋帯など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
※仕立てあがった状態で保管されておりますので、たたみシワなどがあることがございます。この点をご了解くださいませ。
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