商品番号:1497212
(税込)
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※style画像はイメージの為、帯は付いておりません。
【 仕入れ担当 岡田より 】
らりとした質感で心地よい、明石縮着尺のご紹介です。
程よいシャリ感に、羽衣のようなやわらかな透け感。
この薄く透けてシャリ感のある軽い地風から、大正から
昭和初期にかけて「蝉の羽」と呼ばれ、多くの女性の
旺盛なおしゃれ心を満たしました。
「夏ものといえば明石」と言われるほど、
盛夏の一般的な外出着として人気のあったお品。
夏の定番の一枚として、流行りすたりもなく、
ご年齢も問わずに末永くお召し頂けますし、
お着物としてはもちろん、薄物羽織として
お誂えされますとかなり通な羽織物となることでしょう。
【 お色柄 】
やわらかに透ける、肌に軽やかなオフホワイトに、
独特の立湧のようなゆらぎと薄縹色のかすれた市松が
重ねて織りだされております。
【 明石縮について 】
明石ちぢみの源流は、播州明石(兵庫)と言われており、
19世紀の終わり頃、京都の西陣の夏用の反物の見本を
十日町に持ち帰り、もともとあった十日町透綾
(とおかまちすきや)という織物の技術を応用、
新商品の試作研究が行われた。
その後、緯糸の強撚(きょうねん)と整理法の
技術研究が熱心に進められ、すでに十日町で織られていた
撚透綾(よりすきや)を改良。
緯糸に強撚糸を使用した新地風(じふう)「透綾ちりめん」の
試作に成功し、明治中頃から「明石ちぢみ」と名付けられ
市場に送り出された。
その質感は、絹糸を糊付けしてから、強い撚りをかけて
織りあげ、最後に湯もみといわれる仕上げを行なうことにより、
独特のシボと柔らかな風合いが生まれ、軽くてシワになりにくく、
通気性にも優れてた仕上がりとなる。
戦前まで、独特な清涼感を持った優雅な夏の着物の代表として、
一世を風靡致した。戦後、その生産数は次第に減少したものの、
製造技術は十日町固有の伝統として受け継がれ、今なお
着物ファンに根強い支持を受けている。
絹:100%
長さ:約12.5m 内巾:36.5cm(裄69cm前後まで)
【 付属証紙 】
経済大臣指定伝統的工芸品・十日町明石ちぢみ
製織:根啓織物
※素材の性質上、フシによる凹凸組織の変化、色の濃淡などございます。
風合いであって難ではございませんので、その点ご了承くださいませ。
◆最適な着用時期 7月、8月の盛夏の時期、6月の単衣の時期
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 芸術鑑賞、ご友人との気軽なお食事、街歩き など
◆あわせる帯 夏の洒落袋帯、カジュアル向けのデザインの夏物の名古屋帯 など
※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。
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