【日本工芸会正会員 城間栄順】 本場琉球紅型九寸名古屋帯 ≪御仕立て上がり・中古美品≫ 「雪輪団扇花鳥文」 継承された琉球の伝統技、 宗家による妥協無き逸品!

¥249,800
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田渕 健太

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【 仕入れ担当 田渕より 】
何度となく衰退の危機を辿りながらも、
今なお新しい風を吹かせ、新しい感性を含み、
それでいて琉球独特の雰囲気を併せ持つ世界。

その世界を守り続けてきた紅型三宗家の一家、
城間家の「城間栄順」氏。
琉球紅型の作家として名高い氏の作品をご紹介いたします。

御仕立て上がりならではの価格ですので、
お目に留まりましたらどうぞお見逃しなくお願いいたします。


【 お色柄 】
ふっくらとシボ立ち豊かなちりめん地。
しなやかな手触りに穏やかな光沢が高級感にあふれて。

地色は明るいクリームイエローで、
紅型特有の鮮やかな色使いで山路間道を背景に
花鳥をこめた雪輪と団扇文が染め上げられております。
栄順氏らしい独創的なセンスの仕上がりとなっております。

琉球紅型の美しい彩りの世界。
豊かな彩りがみずみずしく、ふんわりと水分を含んだような、
絶妙ないろどりが意匠に奥行きを感じさせます。


【 商品の状態 】
中古品として仕入れて参りましたが良好です。
お手元に届いてすぐにお召しいただける状態でございます。


【 琉球紅型について 】
紅型は、丁寧にひとつひとつ細かな型を彫り、
白生地に糊置きをし、顔料を用いて色を挿していきます。
そのあとに、筆で色を挿して、刷毛でこすってぼかし染めのようにし、
水で糊を洗い流します。

各工程に何人もの職人さんが携わり、力を注いで丹精込めて仕上げていきます。

紅型は顔料と染料を用います。
顔料には朱、石黄、洋紅、藍蝋、群青、胡粉、墨など。
無機顔料や有機顔料があり、染料には琉球藍、フクギ、蘇芳、
ウコン、楊梅、綿腑脂などの植物染料が用いられます。


【 城間栄順について 】
琉球王朝時代より、その伝統の技が引き継がれてきた紅型。
絵師が図案を描き、彫り師が型紙を彫り、それを紅型三宗家と言われる
「城間家」「知念家」「沢岻家」を中心とした染め師が完成させる
という形態で匠の技が守られてまいりました。

廃藩置県や第二次世界大戦といった歴史の波によって一時、
紅型の技は消え去ろうとしていました。

終戦後、その技の復興に努めた中心人物は、
戦禍を逃れた城間家の城間栄喜氏と知念家の知念績弘氏でした。
廃材の中から、「宗家」の名にかけて琉球王朝の彩りを
蘇らせるその苦労と情熱は、想像するだけでも胸が熱くなります。

城間栄順氏は、その人間国宝・城間栄喜氏の長男として生まれました。
幼い頃より、職人気質を貫き通した父の背中を見て育ち、
本物の紅型と共に生きてきた、いまの琉球紅型を代表する方です。


【 城間栄順(しろまえいじゅん)について 】
紅型三宗家城間家15代
日本工芸会正会員
沖縄県指定無形文化財「びん型」保持者
城間びんがた工房代表


1934年沖縄県・那覇市生まれ。
琉球王朝時代から続く紅型の三大宗家のひとつ、
城間家の15代目。戦後の混乱の中、紅型の復興に
尽力した城間栄喜の長男として生まれ、父より
城間家の伝統技術を継承。
魚や海、沖縄の大自然をモチーフにした
独自の世界観を織りなす作品をつくりだしている。

【 経歴 】
1934年 沖縄県首里市(現在・那覇市)に生れる
1959年 首里高等学校を卒業 家業の紅型に専念
1963年 沖縄美術展覧会(通称沖展)染織部門奨励賞受賞
1965年 沖展準会員に推挙
1966年 沖展準会員賞を受賞
1987年 城間栄順紅型展(青砂工芸館)
1997年 沖縄県指定無形文化財「びん型」保持者認定
    「現代の名工」表彰
2006年 城間栄順紅型作品展「宝布に華咲かち」
    (那覇市民ギャラリー、時事通信ホール・東京)
2015年 城間びんがた三代継承展(沖縄県立博物館・美術館)
2022年 城間栄順米寿記念「紅(いろ)の衣」展
    (沖縄県立博物館・美術館)

【 受賞歴 】
1960年 第12回沖展 入賞
1965年 第17回沖展「帯地A」奨励賞、準会員推挙
1966年 第18回沖展 準会員賞
1969年 第21回沖展 準会員賞、会員推挙
1985年 第19回沖縄タイムス芸術選賞 奨励賞
1991年 第25回沖縄タイムス芸術選賞 大賞
2001年 第36回「西部工芸展」正会員賞
2002年 第49回日本伝統工芸展 NHK会長賞
2008年 第52回沖縄タイムス文化賞
2009年 県文化功労者表彰
2012年 叙勲旭日双光章
2016年 第63回日本伝統工芸展 日本工芸会奨励賞


【 琉球紅型について 】
経済大臣指定伝統的工芸品(1984年5月31日指定)

早くは13世紀から起源を持つと言われる、
独自の染技で育まれてきた沖縄の染物の総称。
鮮明な色彩、大胆な配色、図形の素朴さが特徴。

「紅型(びんがた)」の呼称は昭和に入ってからで
それまでは「型附(カタチキ)」と呼ばれた。
階級によって使用できる色と模様が異なり、黄色地は
王族以外は使用不可、図柄が大きく肩と裾に模様がある
二段肩付は王族を示す柄である。
大部分は首里で作られ、知念・沢岻・城間の三家が
御用紅型師であった。

琉球紅型には下記の種類がある
紅型:「琉球びんがた」のビンは「色彩」の意があり、
白地紅型、染地紅型、返し型、朧型、手附紅に分類される。
これらは型附(カタチキ)と呼ばれる糊置防染手法による
型染めで、型紙を当てて生地に糊を塗り、そのあとで
取り去った型紙の模様の部分に色を差す染め方で、
さらに地染めが施されるものもある。

藍型:藍の濃淡や墨で染められた紅型。
えーがたと呼ばれ、白地藍型、黒花出し、白花出し、
浅地花取り、藍朧(えーうぶるー)などに分類される。
型紙は染地(線彫り)型を使う。
濃藍から各種の藍の変化と地の白とで、大きめの模様で表現する。

筒描き:糊引(ヌイビチ)と呼ばれ、紙を使用せずに
防染糊を入れた円錐状の糊袋の先から糊を絞り出しながら
生地に模様を描き、そのあとで模様の部分に色を差す方法。
技法的にも難しく、均一に絞り出すために布面に垂直に置き、
進行方向に傾けながら一気に線を引かなければならない。

素材・サイズ・TPO

- 素材・サイズ

絹100% 
長さ約3.5m
六通柄(たれ先柄あり)

- おすすめTPO

◆最適な着用時期 袷・単衣 <盛夏以外(6月末~9月上旬以外)>

◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません

◆着用シーン 芸術鑑賞、観劇、お食事、街着など

◆あわせる着物 色無地、小紋、御召、紬など

※仕立て上がった状態で保管されておりましたので、折りたたみシワがついております。この点をご了解くださいませ。

お仕立て

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