商品番号:1491568
(税込)
【 仕入れ担当 中村より 】
【仕入れ担当 田渕より】
惚れ惚れするような魅惑の染め帯…
名門・染の北川より、美しい特選袋帯をご紹介致します。
残念ながら2017年にお店を閉められた「染の北川」。
もう新たに作られることのないその作品を、
奇跡的に入荷することができました。
丸巻きの状態で保管されておりましたので、
状態も良く綺麗にお使いいただけるお品です。
通常よりもお値打ちにお届けさせていただきますので
お目に留まりましたらお見逃し無く!
【 お色柄 】
ぽってりと水分を含んでいるかのような適度な重みのある塩瀬地。
染付きもよく、上質であることがお分かり頂けるでしょう。
その地には、鮫に市松の模様が表現されて。
大量に作ることなく、コストがかかっても実際に締めて喜ばれる一本を作りたい。
ハイセンスかつ、上質な仕上がりは、北川さんのお着物に対する真摯な姿勢をしっかりと感じさせてくれます。
【 CHULTHAINo.6について 】
染の北川といえばまず、和木沢絹や松岡姫。
そこから7年以上かけて出来上がったゴールドシルクを経て…
さらなる白さとやわらかさを追求し生み出されたのが≪CHUL THAI No.6≫。
今回の作品に用いられている白生地でございます。
CHUL THAI No.6
Fresh Raw Silk:繭の中の蚕が生きたまま繰糸する「完全生繰り糸」
光沢が良い(発色に優れ、つやがある)
糸が細く長い(軽い生地に織り上がるため、裾さばきが抜群)
強くてしなやか(弾力性・伸縮性に富み、シワの回復が早い)
触れるだけで指先からとろけてゆきそうななめらかな質感。
内側に水分をたっぷりと含み、肌にすっと吸いつくかのような。
比べてみれば、その差は歴然。
低品質の白生地は押さえて無理矢理染料を吸わせなければならないところ、
CHUL THAIの白生地は、ぐんぐん自分から染料を吸いにいくと聞きます。
これこそが、染料の厚み。
「染めつきが良い」とはまさにこのこと。
深く厚く染み通った染料は光に負けることなく、
このように、他の染め屋さんがヤケを恐れて嫌がるようなお色も、
美しいままに永く堪能することができるのです。
【 染の北川について 】
京の有名呉服メーカー
1955年(昭和30年)創業
※2017年廃業
様々な着物専門誌にも多く取り上げられ、
着物ファンに広く知られていた。
訪問着、留袖、振袖などのフォーマル品、
逸品物を創作。
染、意匠へのこだわりはもちろん、生地の
開発なども手掛け、「和木沢絹」
「CHULTHAINo.6(ジュンタイナンバーシックス)
などのブランド生地も有名であった。
【 京友禅について 】
経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定)
京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を
扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。
元禄時代に京都で生み出された友禅技法で
日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、
江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に
滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、
基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの
デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが
用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り
型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が
友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって
発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し
飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、
経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、
現在も世界中から高い評価を得ている。
絹100%
長さ約4.5m(お仕立て上がり時)
おすすめの帯芯:突起毛綿芯
全通柄
◆最適な着用時期 10月~翌5月頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン カジュアルパーティー、芸術鑑賞、お出かけ、お食事など
◆あわせるお着物 付下げ、色無地、小紋、織の着物など
丸巻の状態ですので、お仕立前の商品確認の際はそのままお届け致します。
お仕立ての際は仮仕立てが必要で、期間は通常のお仕立て納期にプラス1週間から10日頂戴致します。
なお仮仕立て代金はメーカーにて無料で承ります。
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